いつの日も絶えることなく友達でいよう、還暦祝いとハウスウォーミングパーティー!

Twitterでは何度かプロセスを書いていたのですが、友人の還暦祝いを我が家で行いました。引っ越し後、初めて人を招いたのでハウスウォーミングパーティー(引越し祝い)を兼ねつつ…。

去年10月に今のフラットに移り住み、引越し直後に日本出張があったり、仕事が忙しすぎたりでなかなか片付けが進まなかったのですが、流石に還暦祝いを段ボールだらけの家でやるのは忍びないので春先から必死に片付けやっとスッキリしました。

▲数年前、私の誕生日会に友達が買ってくれたフラッグバナーまだまだ現役

還暦を迎えた友人と初めて会ったのは7年前、今年でイギリス移住8年目なので本当に初期に知り合ったお友達です。

最初はそんなに話す機会もなかったのですが、お互いお酒が大好きなことをキッカケに今もずっと仲良くしています。一緒に旅行に行ったり遊びに行ったり、年の差を全く感じさせない人です。

参加者が一人除いて全員酒飲みなのでプロセッコ、ビール、ワイン、ソジュ、ソフドリなどで我が家の冷蔵庫は支配されておりましたが、プロセッコ開栓から始まりアルコールが進む進む、冷蔵庫もどんどんスペースができていく。

今回のパーティー用に食品などまとめてオンライン通販したところ、金額の90%はアルコールでした。

この日は友人たちのパートナーも来てテイクアウトのお寿司や中華を持ってきてもらい、家で色々なメニュー(グラタンやフライドチキンなど)を作ってお出迎え。

まずは友人が持ってきてくれたエンジェルに本店があるお寿司屋さんSushi Show(鮨翔)の握り詰め合わせ!Sushi Showのお寿司、久々に食べたのですがめっちゃくちゃおいしかったです!

昔エンジェルで期間限定で働いてたことがあり、その時初めてSushi Showのお寿司を食べて「個人的にロンドンで一番おいしいお寿司!」と思ったのですが、今でも味は健全。日本の味に近い、お米もネタもこだわりを感じました。

日本人参加者はもちろん、イギリス人たちも「これはおいしい!」とめちゃくちゃ盛り上がりました、やっぱりお祝い事には寿司ですな。

元々ウィリアム・モリスのStrawberry Thiefのテーブルクロスが欲しかったのだけど、毎回パーティー時に赤ワインをこぼす友人がいるので、撥水性のある赤いものにしました。

ネットの商品画像だと落ち着いたワインレッドだったのですが届いてびっくりトマトのような赤。還暦は「赤いちゃんちゃんこ」っていうし部屋が華やかになって好評でした、良かった。撥水性のStrawberry Thiefのテーブルクロスを発見したので、それも今度買おうと思います!

そして妖怪赤ワインこぼしは案の定ワインぶちまけ、お皿に大体をこぼしたのでテーブルクロスは無事だったのですが、隣にいた真っ白な服を着ていた友人にかかり、パーティー中に洗濯機を稼働させることに笑。早めに対処したのが良かったのか服は綺麗になりました。

お寿司を食べてお腹がひと段落したところで、ここ1ヶ月半ほど色々な人に協力してもらい集めたビデオレターを上映。

最初は仕事ではないので気楽に編集作業をしていたのですが、それぞれのビデオレターに込められたメッセージを聞いていると仕事とは全く違うプレッシャーもあり…というわけで本気で作りました。

作りながら、海外に移り住んだ日本人もしくは海外に住んで日本へ戻った日本人はどこか独特の繋がりがあるなーと感じました。住んでいる場所が遠いけど、共有した時間が濃ゆいから余計に感慨深い部分があるというか…。

▲友達の旦那と私の靴。小人の靴か?と言われてわらう(UK3)

というわけで完成品を当日流したところ!!主役が泣き出し、他の友人も泣き出し…。

仕事で作った映像でも時々「思わず涙が出ました」と言われることがあったのですが、人が目の前で泣き出すのを見るのは初めてでこちらはビックリ。

イギリス人たちからも「言葉はわからないけど、とてもエモーショナルになった。涙が出そうだった」と言われ、これはビデオを寄せてくださった方々の主役への気持ちが言葉を超えて伝わったということが非常に興味深かったです。仕事の感想みたいだけど。

主役からは「あなたはこういう物作りをずっと仕事にしなさい。素晴らしい技術を持っているんだからそれを活かしたほうがいい」と言われ、改めてこういうコメントを貰うのは自信になりますねー。

私の周りは物作りを生業にしている人が多いので、言葉にしてそれを「技術」と呼ぶ場面が逆に少ないので(それが当たり前の事という空気がある)このビデオ制作は内輪だけのことですが人の感情が動く瞬間を見れて良かったです。めちゃくちゃビビりました。

この曲を誰が歌い出したのか、なぜ歌い出したのかは覚えてないのですがビデオ上映終了とともに「今日の日はさようなら」を日本人組が気持ちよさそうに歌ってて良かったです。

これはビデオレターを寄せていただいた人たちへの友情から自然に出てきた歌ではないかと思います。映像作品→歌うという行動に繋がったのも、興味深く…お祝いの席は美しい気持ちが溢れてて良いですね。また仕事の感想みたいになってしまった…。

最近「今日の日はさようなら」どっかで見たな…と思ったらちいかわでした。

そしてお菓子作るのうます友人によるスターウォーズのベイビーヨーダをテーマにしたケーキの登場。抹茶のシフォンケーキ、ふわふわでめちゃくちゃおいしかった〜。

彼女の作るケーキはシュガー少なめ、家人も「日本のケーキが恋しくなる…」と食べていました。

ちなみにレモンタルトも作ってくれて残ったぶんを我が家に置いて行ってくれたのですが、朝には家人が全部食べており私は一口も食べれず!

こういうプロの人が作るケーキやクッキーはどうしてこうも上品な味なのか、才能を感じます。

私が二度地獄のチョコレートケーキ(激マズ)を作った話を友人が覚えており、使わなくなったKENWOODのミキサーをくれました。猫に小判にならないようケーキ作りも時間がある時にまた挑戦してみよう!

グラスも60歳+名前入りの特注で作ったり、今回のパーティーは還暦ということもあり色々力が入って楽しかったです!このグラス、ジングラスサイズなのでなみなみと白ワインが注がれている絵面は爽快でした。

▲力作ケーキを記念撮影する人々

そしてプレゼントはディズニーストアで注文したスターウォーズグッズをプレゼント!包装はパーティー開始前に妖怪ワインこぼしと家人がやってくれました。

ビデオ制作なども「本人的にあまり大ごとになるのは嫌かなあ」と思っていたのですが、妖怪ワインこぼしが「せっかくの大台だしやった方がいいよ〜」と言ってくれ、その後も色々準備に力が入ったのですが結果色々やって良かったなあと思いました。

▲ケーキを作ってくれた友達が作ったヨッシーのたまごみたいなクッキー!

その後も食べて飲んで飲んで飲んで、TESCOの冷凍フライドチキンがめっちゃ売れてクリスプスもあけまくって、酔っ払うと塩っぽいもの欲しくなるよねー!と言いつつ、お開きになったのは23時半!本当にあっという間でした。

準備組が集まったのが12時半、主役が来たのが14時位、何時間飲んでたんだよと言いつつ、駅まで送ってバイバイ。

今回自宅でパーティーをするのが初めてだったのですが、今回のパーティーがあったからこそスッキリ片付き、またホストをするのはやっぱり楽しい!「この時はこれがいるだろう」みたいなプランニングするのがすごく楽しかったです、UX設計の影響。

翌日はお昼に起きて、近所のブルック(Brook、小川)を散歩。

昨日楽しかったなー夢みたいに過ぎてったけどーと言いつつお天気も良く、これから夏へ向かうイギリス。

ケーキを作ってくれた友人のお家は藤の花が満開らしく、見に行きたいなあと思いつつ今週末はYoutubeの撮影があるのでまた来年。

近所をぷらぷらしていると風見鶏がメリーポピンズ。

家人は今住んでいる地域、北ロンドン出身でロンドナーによくあるのですが「自分は別にロンドンが好きではないから、どこへ移り住んでもいい」と言っており、私はこの北ロンドンのエリアに留学に来てイギリスのホームといえばこの街なのでこれからもここで暮らして行けたらいいなーとぼんやり考えております。

今回友人が家に来てくれ、みんな「すごくいいフラットだね」と言ってもらえ、フラット探しは本当に骨が折れましたが最終的に居心地の良いところが見つかって良かったです。

そのあとは地元のパブへ。

パブではお酒を飲みつつ食事。ゆったりした時間を過ごせました。

今回は友人の還暦祝いだったのですが学ぶことがたくさんありました。そしてそして、7月は私の誕生日〜飲むよ飲むよ〜世界の果てまで飲みます〜!!!