今年は残念ながら中止となってしまったイギリス夏の風物詩の一つウィンブルドン!テニスが好きな弟がイギリスに遊びにきた時、真っ先にウィンブルドンへ行っていたのでテニスが好きな人にとっては聖地ですね!
当日券をゲットするための長い長い列が出来ることでも有名ですが、去年初めてその列に並んで来ました!行く前は「何時間も並ぶなんて大変だなあ」と思っていましたが、ピクニックしながらの数時間はとても楽しかったです!
ウィンブルドン名物!当日券待ちの大行列 The Queue
ウィンブルドンは前売り券もあるのですが値段が高騰するのと、トーナメントによって応援している選手が見れるかわからないという運もあります。ミーハーな人間からすると中々ハードルが高いです…。
ですが、私のようなウィンブルドンをちょっとだけ体験してみたいな〜という人も、当日券をゲット出来る方法があります。当日朝早くから、もしくはテントで宿泊して列に並ぶことで当日券をゲットすることが可能です。
上の写真は到着した時のウィンブルドンの The Queue!ウィンブルドン外にあるパークにスタッフさんに誘導されて何列も人が並んでいます。私はオタクなので「コミケみたいだな…」と思いました笑。
並んでいると整理券と一緒にその日のお天気と「The Queueに並んだよ」と書かれたシールも配られます。あとは時々列の移動に合わせて動くだけで、基本はのんびり過ごして入場を待ちます。
長時間並ぶのも楽しい!The Queueが廃れないピクニック大国の秘密
何時間も並ぶと聞くとしんどそうに聞こえますが、さすがピクニック大国のイギリス!来場者はそれぞれピクニックシートを持参しドリンクや食べ物を楽しみながら入場を待ちます。
雨が降っていると大変ですが、お天気が良いと日差しが暑いくらいでワインがすすみます!喋って食べて、時々寝転がったりしていたら結構すぐ時間がすぎました。
このThe Queueは長い歴史があるものの今現在のテクノロジーを用いて効率化することも可能なようです。ただイギリス人的にはこの伝統を残していたということで、あえて効率化していないとのこと。
それを聞いた時は「イギリス人は不思議な感性を持っているなあ」と思ったのですが、実際The Queueを体験すると、テニス自体はもちろんですがこのピクニック自体を楽しみにしている人がすごく多いのがわかりました!
夏コミも気温と湿度が違うなら外で待つのもきっと楽しいと思うので、今年の5月GW開催はどうなるか気になっていたのですが…来年にはウィンブルドンも夏コミも安心して開催出来ると良いのですが。
The Queueに持っていくと便利なもの
長い列に並ぶ間あったら便利なものをまとめました!
- 大きめの防水加工されたピクニックシート
前日雨が降った場合、芝が濡れている可能性があるので防水加工された物がオススメ - 手やカクテルスティックで食べれる食べ物
キッシュやピザ、サンドウィッチ、オリーブにチーズ&クラッカーなど。 - 飲み物
ワインなどのアルコール類の他に、暑い場合は水が欲しくなるので冷たい水を一本持っていくと助かります。 - 折りたたみ式ワインクーラーバッグ
暑い日は飲み物が緩くなってしまいますがクーラーバッグに入れておけば安心。折りたたみ式なら飲み終わったあとかさばらないので観戦の邪魔にもなりません。 - ウエットティッシュやタオル
手を拭く他に何かをこぼした時などに活躍します。タオルは日差しを遮ったり、突然の雨が降った時などに役に立ちます。 - トランプやフリスビー、小説など
喋るのに飽きた時に、ちょっとしたカードゲームや読み物などあると時間を潰すのに。トランプはなんとなく持っていったのですが、かなり白熱して面白かったです。 - 携帯充電器
スマホをよく使う人は必需品!待ち時間や写真をたくさんとったりで意外に電池をたくさん使うので、充電器があると安心。
ウィンブルドンはセキュリティの関係で荷物サイズに制限がありますし、あまり大荷物で行くと観戦の時に邪魔になるので、飲み物や食べ物は飲める分だけ・食べれる分だけ持っていき入場する時はカバンに全部まとめて入れれるようにするのがオススメです。
待つこと数時間、いよいよウィンブルドンへ入場!
少しづつ列が移動し、いよいよウィンブルドンへ入場です。
夏の青空に映える美しい花々に彩られた場内、パブリックビューイングでピクニックを楽しみながら大画面でテニスを楽しむ、たくさんあるコートで間近でテニスを観戦したり、ピムスや食事を楽しんだり、人それぞれのスタイルでテニスを楽しむことが出来ます。
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