自由気ままな猫と蚊が出入りするイギリスの夏とさば缶ブーム

フランスやスペイン旅行や結婚式のことなどなど、書きたいことはたくさんあるのですがなかなかブログを書く時間がなく…最近の日常を徒然備忘録。

出入りする猫が増える、イギリスの猫街

朝、換気のため玄関のドアを開けるとどこかの家の猫が待機しており、我が家に飛び入ってベッドに潜り込みそのままスヤスヤ寝る、しばらくすると起きてきて家中をマーキングし今度はオフィスチェアの上で毛繕いをしたりニャーニャー話し出したり、好き勝手にやっています。

あまり構ってないのに一匹で楽しんで、構って欲しいときは膝の上に飛び乗ってきて、満足したら帰っていく…自由気まま、まさに猫という感じです。

この猫は一体誰の猫なのか…

相変わらずわからないまま、ドアを開けたら普通の顔をして入ってくるのでそのままにしています。とにかく神出鬼没なので玄関を開けっぱなしにしてると、はっと気づいたら足元にもういる!ということも何度かありました。

ツナサンドを作ろうと缶詰のツナをあけた時に、うちの猫だったらどんなに遠くにいても戻ってくるのに、この猫は全く興味がない様子。猫によって食の好みも全然違うのか…

▲自分勝手だけどめちゃくちゃイケメン、これはモテる

最近は外で「Oi!」と言うと、聞こえる範囲にいれば走り寄ってきます。足のサイズを見るにまだまだ大きくなりそう、寝てたら上に乗られて押しつぶされる日も近いかも…

長毛種なので布張りの椅子は、この猫が寝た後は真っ白。将来的にメインクーンを飼おうと思っているのですが、やはり毛が多い猫は家の掃除が大変だなあと実感。

また違う日、家で作業をしていると鈴の音が聞こえ玄関先を見ると小さな猫が!

玄関マットには「プロセッコをお持ちならお入りください」と書いてあるのに、プロセッコを持っていない猫ばかりが来る…家の横の茂みに野生のマタタビでも生えてるのかと思って見てみたけど、よくわからず…

この猫も家中をマーキングして、その翌日から勝手に入って寛いで帰っていく…というのを繰り返しています。

まだ子猫なので走り回るし、家具の隙間に入り込んで暫く出てこなくなったり(寝てるのかな?)テーブルから物を落としたりもしますが、大きなダメージはないので放置中。

イギリスで蚊取り線香をたく!

そんなわけでますます猫街化している我が家。玄関ドアから入ってくるのは猫だけではないです。

最近は夏になるとグッと暑くなるせいか蚊が多い!網戸がないので玄関や窓から入ってきます。イギリスで蚊の問題にあまり直面したことなかったのですが、これが気候変動の影響か?冷えろ地球〜と発狂しています。

先日出張でイギリスに来た友人に頼んで金鳥の蚊取り線香を持ってきて貰いました。これプラス、蚊がいなくなるスプレーも持ってきてくれて、これにより蚊被害はだいぶマシになりました。

金鳥(製造会社名は「大日本除虫菊株式会社」というそうです、ずっと金鳥が会社名だと思ってた)はタイや台湾に進出しているそうで、このまま蚊が増えるようであればヨーロッパにも進出してほしい〜でも夏が短い+暑くない年もあるから利益で考えたら進出は難しいのかも。

蚊取り線香がなくなったらAmazonで窓枠に貼るネット(網戸みたいなの)を買おう…。

日本にいるときは蚊にあまり刺されなかったのですが、今年はとにかく蚊に刺され痒いし赤く腫れる!こんなに蚊に刺されるって辛いんだ…とまさかイギリスで感じるとは。前述の友人が持ってきてくれたムヒをぬりつつ、蚊に警戒する毎日です。

パークを散策する日曜日の朝

暖かくなって草花が活発になると蝶もよく見かけるようになりました。半年近い寒くて暗い冬の先にあるイギリスの夏の美しさには毎年嬉しくなります、夏至が過ぎた事実を忘れたいくらい晴れた日は風景がきれいです。

日曜日、朝早くに近所の公園へ。この日は午後からウィンブルドン男子ファイナルだったせいか、公園に隣接されたテニスコートにはいつも以上に多くの人がいました。

この公園、留学生時代には学校帰りに寄ってホームワークをしたり、本を読んだり、ランチを食べたり色々思い出があります。どんなエリアでも少し歩けば大きな公園があるので、リラックスできる空間もしくは一人になれる空間が確保されているのは良いことですね。

その後もう少し歩いて、レジスターオフィスがある近隣の公園へ。

このオフィスでは何年か前に知り合いが結婚式を挙げたので、写真を撮って送ったら「なんという偶然!7年前の今日、結婚式を挙げたのよ」ときてビックリ。

その後、近所のハイストリートを歩いていると45年間続いてきたプリンティングストアが閉店していました。

張り紙には「コロナ禍のダメージを乗り越えられなかった、45年間この土地で仕事ができて幸せでした」という内容が書かれており、45年間のうちにデジタル化や様々な波があったと思うのですが、まさか疫病の蔓延で終止符が打たれるとはオーナーも思ってなかったろうに…。

移住当初、スキャンを持っていなかったので時々お世話になっていたのですが、なんとなく「このお店はずっとある!」と思っていたので閉店かー…と、また一つ自分の慣れ親しんだロンドンの風景が変わるのを寂しく思います。

イギリスでさば缶を食べまくる

最近は一生さばを食べております、イギリスにはいろいろなソースのさば缶が売られています。もちろん普通の水煮もあるのですが、最近ハマってるのがトマトソースのさば缶。

トマトが古くなってきたので、さば缶と一緒に醤油+ごま油で炊き込みご飯を作りました。土鍋で簡単めっちゃおいしかったです。炊き上がったものにチーズをかけたり、ネギやら薬味をのせて味変もできます。

そんなわけで冷蔵庫の残り物を全部入れて炊き込みご飯にしたり、パスタにしたりチャーハンにしたり、さばの万能さ最高です。そしてなぜかトマトソースのさば缶は他のソースより安売りされてて、需要があまりないのか…?

LINEのアイコンをトマトにしているせいか、トマト大好き人間だと思われる事があるのですが、トマト本当に苦手で、でも火を通したら食べれるので不思議な野菜だなと思います。

家庭菜園のトマトがやっと1個できた!

現在、バジルとシソとあわせて家庭菜園で育てている(水やってるだけ)のが…

プチトマト〜!多分鉢が小さすぎるのかなかなか実ができなかったのですが、やっと赤い実が一個できました。

これと一緒に買った違う品種のトマトはグングン育ちすぎて風が強い日にポッキリ折れ、折れた茎をペットボトルに挿してたらどんどん根がてて鉢に植え替えましたが2鉢ともに実は出来ず「本当にトマトなのか?」と疑っております。栄養が足りないのかしら。

これも炊き込みご飯に入れるかどうか迷いつつ、そんな迷っているうちに鳥かキツネに食べられそうな気も…トマトが苦手なのに必死にトマトを育てているのも奇妙な話ですが、植物が育つのは見てて面白いです。冬は屋内に入れたほうがいいのかな…

シソは摘んでも摘んでもどんどん生えてきて成長が早い!おそうめんに入れたり揚げ物に挟んだり活躍中。バジルは最近成長がゆっくりで、これも鉢が小さすぎるのかも…。

そんなわけでバタバタと忙しい毎日ですが、7月も下旬。残りの夏をできるだけ楽しみつつ、バタバタしていることが早く落ち着いてほしい今日この頃です。