ロースト料理を楽しむ2022年イギリスのクリスマス

今年もこの季節がやってきました、クリスマス!

去年は日本で過ごしていたので、1年ぶりのクリスマスです。しかもコロナで2年クリスマスを大規模で祝えなかったのもあり、久々に気兼ねなく祝える日が来たな〜!

インフルエンザが流行っているし、コロナもまだ暗いニュースを聞く日もありますが、それでもロックダウンの中でのクリスマスに比べたら、賑やかになりました。



ロビンのマットにクラッカー、赤ワインが各テーブルに配置されます。毎年見るけどやっぱりこの光景は心躍りますね。

イギリスのクリスマスを初めて経験したのは留学生時代。アットホームな家族の時間を目の当たりにして「クリスマスってこう言う日なのか」と驚いたのを覚えています。

外食してイルミネーション見て街で大騒ぎ…みたいな過ごし方するのかな、と思いきや公共交通機関はお休みで、開いている店といえばキリスト教徒ではない店主が切り盛りしている、そしてそういうお店はアルコールの買い足しにすごく重宝する、などなどカルチャーショックを受けました。

そんな若き日から時間が経って、今でもイギリスでクリスマスを祝っているのは不思議な感じがします。

かつては来客が来ると隠れていた猫もこの貫禄。暖炉のある部屋の真ん中に置かれたフットレストで、客人たちの動向をじっと見ていました。

犬は相変わらず転がって撫でられるのを待っておりました。

最近改装された(まだまだ改装中のところもある)アイランドキッチンで着々とお料理の準備が進んでいきます。アイランドキッチン、スペースがいっぱいあって良いなあ〜最近フラットに引っ越したのですが、キッチンが狭いので家探しする時はキッチンの広さは結構重要かもと実感。

料理全然しないので広いキッチンがあっても意味ないのですが、心の余裕が全く違う!

ナプキンは女王陛下の20ポンド札柄。

今年はイギリス的なニュースで言えば、女王陛下の崩御、トラス首相の電光石火辞任などがあり、世界的なニュースではウクライナとロシアの戦争が今も続き、個人的なニュースで言えばイギリスに帰国し、転職を2回もして、ロンドンに引っ越して、日本にまた出張で戻り、と非常に慌ただしい1年でした。

ちなみにフラットはいまだに片付いておりません。段ボールだらけです。強盗が入った後かな?という光景の中で生活しています。

本棚が届いて喜び勇んで本は片付けたのですが、その他のもの…フィギュアとかぬいもあれば、制作道具(絵の具とか木材系)もあるし、捨てれはしないけどランダムにあるものなど、引越しって大変ですね…。バンクホリデー中にできる限り片付けたいと思います。



そしてこの日は、妊娠中の親族のジェンダーリビール(赤ちゃんの性別を発表するイベント)もありました。

「女子か男子かで決めるのもねえ」と言う会話が2022年らしいな、と思いつつも結果は…

桜のようなピンクの紙吹雪が舞い散り、女の子だそうです〜予定日は5月なので楽しみ!

クラッカーの中から出てくる紙の王冠と、なぞなぞペーパー。今年のは3つにセクションが分かれてて、なぞなぞの他に周りの人への質問などいろいろ書いてありました。

その中で面白いなと思ったのが「自分の伝記を書くなら、タイトルは?」というもの。こういうのに対して、イギリス人は皮肉の効いた大喜利的な回答がスラッと出てくるのがすごいなーと毎回思います。

クリスマスディナーは3種類のお肉と野菜、たっぷりのグレービーソースとチーズソースでめちゃくちゃ美味しかったです!

ワインもおいしかったし、久々に親族とゆっくり話せて本当に楽しかったです。コロナでしばらく会っていなかった人とも会えました。

その後はシークレットサンタも!今年のテーマはチャリティショップで購入したもの、ということでチャリティショップやローカルショップのサポートも兼ねてたようです。

クリスマスプディング、昔は食べれなかったのですが今はめっちゃ好きで一年中食べたいくらい。



その後は何を描いているか当てるゲームをしたり、一部がお腹すいたと言い出しドミノピザを頼んだり、飲んだり飲んだり飲んだり…

そんなこんなで朝方まで過ごして、酔っ払って就寝。

翌日はブラッディマリーで二日酔いを癒しつつ…毎年のことですが、クリスマス前〜三が日までは飲む機会が多いので、肝臓さんがフル出勤しております…。

クリスマスディナーの残りでブランチ。この後もゆっくり飲んでクリスマスの時間を楽しみました。

後半は酔っ払いすぎて箸が転がっても大爆笑だったのですが、出張で大忙し仕事はカオスでしばらく精神的に疲れていたのでいい時間を過ごせました。

これからは忘年会&新年会シーズン!!肝臓さんフル出勤で楽しく2023年を迎えたいと思います!