クラクフから電車で20分で行ける世界遺産ヴィエリチカ岩塩坑!
コロナ禍のことはありますが、今年は2年ぶりくらいに海外旅行へ方も多いのではないでしょうか。
ヴィエリチカ岩塩坑は、その荘厳な風景と当時の人々の労働環境や信仰心が知れるスポットです。
地下の塩でできた礼拝堂と最後の晩餐
「岩塩坑」と聞いてもあまりピンと来ませんが、13世紀から地下奥深く掘られた岩塩の世界。ポーランドを豊かにした岩塩坑ですが、見学していくと決して楽な仕事ではなく命懸けだったことがわかります。
敬虔なキリスト教信者が多いポーランド、ヴィエリチカ岩塩坑の奥深くの聖キンガ礼拝堂はまさに息をのむ美しさです。その芸術性と、当時の人々によって信仰がどれだけ彼らの心に安らぎを与えたかが伝わってくるようです。
レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」が岩塩の壁に彫られ、そのディテールの美しさはもちろんのことながら、この「最後の晩餐」がどれだけの坑夫を支えたのだろう、と色々思いを馳せます。
ヴィエリチカ岩塩坑のお土産は、もちろん「塩」!
岩塩坑を進んでいくと中間地点と最終地点にお土産物ショップがあります!中間地点では飲み物やお菓子なども売っているので、休憩も可能です。
ここで働いている人たちは、1日のほぼほぼを地下空間で過ごしているのか…と、感慨深くなります。それくらい地上から隔離された空間です。ビタミンは足りているのだろうか(大きなお世話)
売られているのはもちろん塩!ポーランドズロチの影響で、お値段も優しく様々な塩製品が売られています。
岩塩坑のツアーを通して、歴史や塩がどれだけ当時の人々にとって意味があるかを知った後は、とにかくお土産物ショップが楽しいです。そして食品としての塩はもちろん、バスソルトなどの美容品としての塩も売られています。
食塩にはニンニクやバジルなどのフレーバーソルトもあります。ミルのデザインも可愛いし、お土産にピッタリ!
私はバジルとニンニクを買いましたが、トーストにチーズを乗せて、塩をふって焼くととっても美味しかったです!お土産としても喜ばれました!
ヴィエリチカ岩塩坑のグッズ、デザインがかわいい
ヴィエリチカ岩塩坑、世界遺産なのでポーランド政府も力を入れているのか、よほど実力のあるデザイナーがいるのか、とにかくグッズのデザインがおしゃれで可愛いです。
シンプルかつプロダクトの魅力を伝えるデザインがたくさん、見てると片っ端から欲しくなってしまいます!このマッシュルームのような蓋の食塩は、お土産で特に好評でした。
後は美容系のバスソルトなどが売られております。
ポーランドはバスソルトが結構有名なんですかね、友達のポーランド人が誕生日会に来てくれた時に色々な種類のバスソルトをいただきました。
イギリスの生活では基本シャワーなのですが、バスソルトを入れてお湯にしっかり浸かると疲れが取れます。あと肌がツルツルになるので、結構買ったのにすぐ使い終わってしまいました。次回行ったらもっとたくさんほしい〜!
あとバスソルトって匂いがきついのも多いのですが、ヴィエリチカ岩塩坑で買ったものは化学的な匂いがなく、本当に天然の塩で作られているんだろうなあと感じられ、なんだか温泉に浸かっているような気分になりました笑。
そのほかトートバッグ(デザインがすごく可愛い!)なども売られており、お土産物ショップは意外に時間を使います!
地下のお土産物ショップを抜けると、地上にもお土産物スペースがあるので地下で焦って買う必要はないですが、割とあとになって「やっぱり買っとけばよかったかなあ」と思ったもの(フレーバーソルトの違う味とか笑)もあるので、気になるものはサクッと買うのがオススメです!
そのほか売店サイズのお土産物ショップも、地上に向かうまでありました。
琥珀や定番のポーランド土産も売りつつ、でもやっぱり目がいくのは塩をつかったオリジナル商品。世界遺産ヴィエリチカ岩塩坑に行った際には、是非お土産物ショップチェックしてみてください!
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