ポーランド陶器の街ボレスワヴィエツ、街には多くの陶器工場と併設ショップ、またアウトレットが点在しています。
老舗のザクワディ社(Zakłady Ceramiczne BOLESŁAWIEC)は中央広場から歩いて30分ほどのところにあるショップで、正規商品を取り揃えた店前にアウトレット商品が集まったテントが並んでいます。
テント外には英国王室のウィリアム王子とキャサリン妃に、ザクワディ社の陶器をプレゼントしている時の様子が飾られていました。
ザクワディ社はボレスワヴィエツでも1900年から続く歴史あるブランド!様々なブランドがある中で英国王室のプレゼントに選ばれるということは、ボレスワヴィエツを代表するブランドですね。
そんなザクワディ社の陶器は味わい深い濃紺が美しく、ショップの規模もかなり大きいです。
店外テントには破格の値段でボレスワヴィエツ陶器がたくさん!
敷地内に入ると目に入るのが白いテント。陶器祭1日目に行ってみるとたくさんの食器がお財布に優しすぎる値段で並んでいました。
店外すぐにも、テーブルや棚に所狭しと陶器が並んでおります。
ボレスワヴィエツはアメリカでも非常に人気が高いため、写真の星条旗パターンのものを多く見かけました。伝統的な柄はもちろん魅力的ですが、世界からのニーズに合わせてしっかりマーケティングの上新しいデザインも生み出す柔軟性はすごい!
様々なパターンや成型が日々生まれるからこそ、ボレスワヴィエツの食器は見るたびに発見があって面白いのだと思います。
華やかな柄が特徴的なボレスワヴィエツ陶器ですが、このようなシンプルな物もありました。成型は同じだと思うのですがパターンが変わるだけで印象も大きく変わる物ですね。
日本の糠漬けとか、伝統ある鰻屋さんの秘伝のタレとかが入っている陶器を思い出しました。
ポーランドの山岳地帯ザコパネのレストランは、そういえばこんな陶器をレストランで使っていたのですがボレスワヴィエツのものだったのでしょうか…それともザコパネ近くでも陶器製造しているところがあるのかな?気になります!
テント内は人が多くてかなり暑いですが、とにかく凄まじい量の陶器が置いてあるので選ぶのがとても楽しいです!クラクフでは見たことないようなデザインや成型のものも多く、ボレスワヴィエツ まで来た甲斐がありました。
ショップ前ではボレスワヴィエツ柄のアクティビティ
ショップ前ではスタッフさんが慣れた手つきでスタンプを肌に押してくれ、ボレスワヴィエツ柄のペイントアクティビティが行われていました!
ものの2、3分でこんな可愛い感じにしてもらえます〜!中央広場のイベントでも多くのアクティビティが行われていますが、街全体でこの美しい陶器を大切にしているのが伝わってきます。
※色の薄い服やカバンなどに擦れると色がうつってしまうので、衣服を汚したくない場合はご注意ください。
外にはランチや休憩にぴったりなカフェテリアもあり!
ボレスワヴィエツ陶器祭期間中だけなのかわかりませんが、外にはフードストールが並んでいました。ポーランが全く分かりませんが絵が描いてあるので助かります。
このあたりはレストランOpałkowa Chataがあるのですがかなり混むので、ここで手軽にランチを済ますのもアリかもしれません。
注文をするとその場でお皿に盛ってくれます。ポーランドのどこへ行っても思いますが、1人前の量がかなり多いので、あまりお腹が空いていない場合は同行者がいる場合シェアがオススメです。
この日は天気がかなりよかったので外に並んでいたテーブルでいただきました。
インパクト大!ボレスワヴィエツ柄の女性の看板
道を歩いていると全身をボレスワヴィエツ柄にした満面笑みの女性の看板が立っており「ポーランドすげえ〜」と言っていたのですが、ザクワディ社の看板だったんですね〜。
敷地内にもいました。割と頭身が高いのでビックリするのですが一度見たら忘れられないので広告効果はありそうですね笑。
Kościuszki 11, 59-700 Bolesławiec, Poland
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