ボレスワヴィエツのレストランOpałkowa Chataで日本人と相席した話

街を上げて開催されるボレスワヴィエツ食器祭り

今年はコロナの影響もあって開催されるのかわかりませんが、ポーランドの小さな街ボレスワヴィエツでは毎年8月に陶器祭が開催されます。

祭のためにボレスワヴィエツに滞在した時は連日かんかん照りで、寒いイメージの強いポーランドからは想像できないほど美しい青空が広がる毎日でした。

旧市街地からセラミカ・アルティスティチナをはじめとする陶器工場が並ぶ大きなストリートへいく途中、Opałkowa Chataという藁葺き屋根が可愛らしいレストランがあります。

このレストランは伝統的なポーランド料理を楽しめ、カントリーな作りの店内がとても可愛らしいです。祭前日の夕飯に利用した時は、地元の人たちがのんびりご飯を楽しみ穏やかな時間が流れています。

今までポーランドはワルシャワ・クラクフ・ザコパネ・ウッチ・ヴロツワフそしてボレスワヴィエツの6つのエリアを訪れましたが、ボレスワヴィエツは最もカントリーサイドの空気を感じました。

そんなレストランも祭が始まればとんでもなく混んで、多くの観光客で賑わっています。陶器工場巡りの合のランチに寄ったのですが、席が空いていませんでした。お天気が良いので外のテーブルも人でいっぱい!

しばらく待つかなと思っていたのですが、店員さんがすぐに戻ってきて相席で案内されました。テーブルには日本人女性がひとりで座っており挨拶をしてから席につきました。

ボレスワヴィエツ陶器祭は多くの日本人観光客を見かけます。ドイツから車で5時間かけてきたという駐在のファミリーや、ツアーバスで楽しそうにお買い物する奥様方、ストールが並ぶ広場でも多くの日本人、特に家族連れを見かけました。

レストランにいた日本人女性が一人でこのボレスワヴィエツ陶器祭にきたそうです。

話してみると現在は東欧のある国に住んでいるそうでチェコ経由でボレスワヴィエツへ来たそうです。

日本で生まれ育っても様々な理由で異国に住む日本人がいて、そしてポーランドの器を求めてこの街に集まってくるのはなんとも不思議な感じがしました。海外の日本人社会は狭いのでデメリットもあるものの、日本では絶対会う機会がない人とも簡単なキッカケで知り合うことがあるのはとても良いことです。

話も弾んで(研究されてる内容がユニークでもっとお話ししたかったな〜)お会計を頼んで待っていると、店員さんが伝票を持ってきてくれました。

伝票には「素敵な1日を、お代は結構です」の文字が。全員「どういうこと??」」と混乱していたら、店員さんが戻ってきて「Happy?」とニコニコしながら聞いてきました。

相席をし了承したからなのか、ご飯をたくさん頼んだからなのか、ドリンクを結構多く頼んだからなのか…真相は謎ですが美味しいご飯を食べれて思いがけない出会いもあり、しかもお店のご厚意で無料とはめちゃくちゃラッキーでした!またボレスワヴィエツ

くだんの女性とはFACEBOOKを交換してレストランで別れました。

その後、彼女が住む国に旅行へ行く計画が上がったのですが都合がつかず流れてしまい、そのまま時はすぎてコロナの影響により海外旅行が出来なくなってしまいました。

コロナが落ち着いたら行けたら良いのですけど、外国に住む日本人は結構流動的。何か理由があれば他国へ移り住んだり日本へ本帰国するかもしれません。

自分自身もこのままずっとイギリスにいるのか、もしかしたら違う国に行くのかは謎なので、いつかまた会えたら良いなと思いますが旅は一期一会だなあとしみじみ思うのでした。