ロックダウンが明けたら再訪したいヨーロッパの都市4選

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予約していた旅行や一時帰国が続々とキャンセルとなり「コロナが落ち着いてロックダウンが明けたらどこへ旅行へ行きたいか」ばかり話してます。

普段出来ることが出来なくなると意外にストレスになるものですね…旅行好きな方にとっては精神面で辛い状況だと思います。

今まで行ったことがあるヨーロッパの都市で、日常が戻ったら行きたいところを5つあげてみました!私は元々旅行はあまり好きではないのですが、それでも書きながら「どっか行きたいなあ…」という気持ちになりました。コロナ早く収束しますように!

コーンウォール(イングランド)

今年の夏に予定していたコーンウォール旅行ですが、ロックダウンが緩和され国内旅行がOKになる可能性はありますが感染拡大の心配などを考えて結局キャンセルしました。

イギリスの最西端にある海辺の街コーンウォークは、2、3年前に行って以来また行きたいと思っておりかなり楽しみにしていたのですが来年に延期ですね…。

コーンウォールは潮の満ち引きによって離島の修道院へ通じる道が海からあわられる、セント・マイケルズ・マウント(Saint Michael’s Mount)や海が見渡せるランズ・エンド(Land’s End)、美しい砂浜のセント・アイヴス(St Ives)などなど…

ロンドンから車でいくか夜行列車に乗って現地でレンタカーを借りるか、海に持っていく物なども話し合って盛り上がっていただけに(ピクニックシートとか買ったのに、ピクニックもしばらく出来なさそう)ガッカリ具合も激しいのですが、来年のリベンジを楽しみにしたいと思います。

来年の夏はコロナの心配がマシになって、暑い夏が来ると良いなあ…。

ミュンヘン(ドイツ)

すごく好きな映画「アドルフの画集(原題:MAX)」に登場したミュンヘンのクリスマスマーケットを観て、数年前に行きました。絵本の世界かと思うほどとても可愛い世界が広がっており、イギリスとはまた少し違うクリスマスの文化もとても新鮮でした。

一人旅でドイツ語どころか英語もほぼ喋れない状態でしたが、現地の人々はとても優しく美術館のクオリティもすごいですし、街並みもすごく可愛いしドイツという国がとても好きになった旅でした。

この旅を経ていつかドイツにも住んでみたいなあ、と思っていたのですが結局イギリスに流れ着いたので今後は旅行でまた是非訪れたい国です。ベルリンも素敵だったのですが個人的にはミュンヘンの空気が好きなのでコロナが終わったらすぐ行きたい都市です。夏だとまた印象が変わるかな?

そういえばこのクリスマスマーケットへ行った年は、ヨーロッパが寒波に見舞われ大雪の影響でイギリスへ戻れなくなりました。航空会社がホテルやタクシーを用意してくれて、ミュンヘンで予期せぬもう一泊。

翌日ホテルの朝食でミュンヘン名物の白ソーセージ(Münchener Weißwurst)がおいてあり、この旅で食べたことがなかったので食べてみたのですが、味はちょっと苦手でした。でも次にミュンヘンへ行ったらまた食べてみようと思います!

プラハ(チェコ)

「プラハの春」に感銘を受けて、学生アクティビストのヤン・パラフのお墓参りに行ったプラハ。

ヴァーツラフ広場の道に埋め込まれた十字架の前にたった時、ちょうど同い年で大学生だったため彼の無念さと、世界と政治というものの持つ残忍さを感じました。

郊外にあるナチスによって多くの人が命を落としたテレジーン強制収容所もとても心に残っている場所の一つです。この収容所は絶望的な状況の中、芸術を通して子供たちに希望を持たせようと芸術家が奮闘し多くの作品が生み出された場所でもあります。

プラハはホテルのダブルブッキングで宿無しになって途方に暮れたり、トラムで全然知らないところへ行ってしまったりで滞在中トラブル続きだったのですが独特の文化がとても魅力的です。

前回は歴史を辿る旅だったので、今度はもっと現代のチェコを見てみたいです。

フィレンツェ(イタリア)

ローマとヴェネチアとフィレンツェの3都市訪れたことありますが、その中で一番好きだったのがフィレンツェです。

イタリアとスペインに共通して言えるのですが、街の雰囲気がとにかく好きで歩いているだけで楽しい!

街の色彩が明るくちょっとした小道が映画の世界のような雰囲気があって、チェーン店よりも個人経営のバルやカフェがたくさんあって個性的…とにかくいるだけで満足できる、フィレンチェは特にそう感じる街でした。

あと単純にイタリアの料理はやっぱり美味しい!美味しいハムやチーズをワインと共にいただきたいです。

色が鮮やかな街は気分も良くなりますね〜イギリスの煉瓦造りの街並みも大好きなのですが時々青空と暖かい気候に育まれた文化から生まれた街並みが恋しくなります。

クラクフ(ポーランド)

ポーランドへは年数回遊びに行っていたのに、今年は難しいかもしれません。

一番最初に訪れたクラクフは今でもポーランドの中で最も好きな都市です!現地のレストランやカフェ、ミルクバーがまた元気に営業してくれる日が来るのを待つばかり。

クラクフは観光地と呼ばれるところは大体訪れた(と思う)ので、行っても飲んで食べて遊びまわるだけなのですが、その「どこかへ行って、何かをみなければ行けない」という制約がない中で海外の空気を楽しむのがとても楽しいです。

通貨の関係でイギリスでは信じられない値段で美味しい料理やドリンクを楽しめるのも嬉しいですし、あとポーランドの工芸品が好きなので世界を襲う災が去ったらまたすぐに行きたいです。

どこへ行こうか考えながら過ごすロックダウン中

他にも再訪したい都市はありますが、特に行きたいのはこの4都市です。普段ホリデーを楽しみに生きているイギリス人たちは仕方ない事とはいえキャンセルの度にため息をついていますが、今はグッと耐えてまた安心して旅行へ行ける日が来ると良いですね。

そしてヨーロッパというくくりで書いたのでいれていませんが、やっぱり一番行きたいところは日本です。一時帰国はキャンセルになってしまいましたが、また日本へ帰れる日が待ち遠しいなあ。