先週木曜日から新しい就職先に初めて出勤し、アワアワ言っているうちに週末になりました。
いつも就職直後は、覚える事や新しい会社の空気に気圧されていっぱいいっぱい。後で思い返しても記憶が朧げになる事が多いのですが、何とか初日の緊張を乗り越えることができました。
常日頃から挙動不審な日本人なので、新しい環境でそれに拍車がかかりもっと挙動不審、社内に不審者。初めての現地企業なので、日系企業と大きく違う部分も多く驚きの連続、上司をはじめ新しい同僚たちがかなりサポーティブで、ありがたい限り。
色々話しかけてくれたり、ランチに連れて行ってくれたり、帰りも飲みに連れて行ってくれたり…こうやってサポートしてもらった分は、早く業務で恩返ししたいです。がんばろ!
そんな感じで、週末は海辺の街ボーンマスへ!仲が良い4人組でお出かけ、3年ぶりにエアショーを見に行きました。
ウォータールー駅に集合し、朝ご飯のコーニッシュパスティを買い込みます。
ロンドンからボーンマスまでは約2時間の旅。
我々が乗る電車の横にクラシカルな電車(機関車?)が停まっており、どこにいるのか気になる…イギリスはたくさん鉄道があって、面白いです。
ボーンマスまでの道では、庶民の暮らしにも大きな影響を与えているインフレーションの話になりました。世知辛い泣。
春先ぐらいから徐々に感じていた値上がり、それがここにきて2倍、3倍になることも珍しくなく、特に電気代のお値段などはかなり深刻。この先冬が来るのに、どうなるんだろう…という感じです。また家を買った人の中には、支払いが難しくなって手放す人も多いそうで、コロナに続きたくさんの人の人生に影響が出ています。
企業によってはこのインフレーションの影響を鑑みて、お給料を上げたりしているようですが、この先の見通しが不透明なので不安ですね〜。
そんな悲しい話をしていたらボーンマスに到着!夏が終わる間近&イベントなので多くの人で賑わっております。郊外の街の駅のデザイン、カッコよくてテンションあがる〜。
駅から歩いて約20分距離に会場のビーチがあります。駅前にはASDA、道すがらにはTESCOやCOOPもありました。お酒やおつまみを買い込んでビーチへ!
ビーチには出店がたくさん出ているので、現地調達も可能です。Fish & Chipやピザはもちろん、タイ料理やインド料理のお店などもありました〜。
エアショーで楽しいのが、グッズ売り場!Tシャツやジャケットなど、様々なグッズの購入ができます。エアタトゥーに比べたら規模はやはり小さいものの、ボーンマスエアーフェスティバルでも多くのストールが並んでいました。
バッキンガム宮殿を守る近衛兵の帽子やユニフォームを触れるコーナーもありました。ストールの人たちも実際に近衛兵だったり、空軍関係の人なので色々話を聞くのも楽しいです!
ボーンマスの浜辺は砂浜。ブライトンやイーストボーンに慣れていたら、この砂浜ってだけでテンション上がります。サラサラで気持ちいい。
早速ストールにビールを買いに行きました。ステラがあって嬉しい!店番のお兄さんが「日本人?」と話しかけてきて、話を聞くと元々ロンドン出身でボーンマスの大学院で建築を学んでて…とのお話。
家から持ち寄ったおつまみと共に乾杯。
この帆立のおつまみが美味しかった〜日本はこういうお酒にあうものがたくさんあるのが良いですね。一時帰国したら色々また買い込みたい!
友人たちはハリボーで遊んでいました。グミ苦手なんで普段自分では買わないので、こういう指輪になってるとかも初めて知りました。クマ(?)の形のもののみだと思ってた…。
先ほどのストールでピムスのドラフトが売ってたらしく、友人が購入。ピムス久々に飲むと美味しい〜夏はもう去った雰囲気が強いイギリスですが、これを飲むと夏だなあって気持ちになります。
砂浜はそこそこ人がいますが、お互いに距離が取れるくらいで心地いい空気が流れていました。
友人のパートナーがアイルランド人なのですが、これはアイルランドでよく売られているポテトチップスだそうです。ロンドンだと見たことないなあ。近いようでこういうご当地商品みたいなのやっぱりあるんですね〜。
さまざまな軍機が飛び交う中、ビーチの人々が立ち上がって待っていたのがやはりレッドアローズ。この時には青空が広がって、ビーチの後方にあるクリフからレッドアローズが飛んできた時はとても綺麗でした。
ビーチというかボーンマスに轟くエンジン音(?)が凄まじい!エアショーは動画や写真では伝わらない音の迫力があるので、3年ぶりに来れて嬉しかったです。
そして後方のクリフにヤギ(?)みたいなのが何匹もいて、すごい急な崖だったため友達と爆笑しながら数を数えてたのですが、気づいたらみんないなくなっていました。野生なのかな?
あの後はパブO’Neill’S Bournemouthへ移動して、帰る前に一杯飲みました。この日、12時にはボーンマスにいたのですが、楽しすぎて本当に時間が過ぎるのがあっという間!帰るのも名残惜しく、来年インターナショナルエアタトゥーに泊まりがけで行く事も計画しながら帰路につきました。
ボーンマスの街はこじんまりしていて、他の海辺の街とはまた建物の雰囲気が違っていました。
コロナの影響か、シャッターが降りたままになった店舗も多くあり、また留学生や観光客で賑わってボーンマスの街が元気を取り戻すといいな。。
駅に向かっていると、ものすごい轟音と共にタイフーンがビルの隙間から見えて、ビーチでは夜もまだまだイベントが行われているようです。花火も上がると聞きました!
スタバの店員さんもお店から出てきて空を見上げていました笑。
駅前の教会の右側に、写真だと黒い点ですが多分タイフーンがパフォーマンスしているのだと思います。少し離れた駅でも感じる轟音、中に乗っていたらどんな音が聞こえるか気になります。
帰りの電車では何かの話の流れでドラえもんが話題になり、「おばあちゃんの思い出」の話をしているときに泣き出す始末でした(おばあちゃん子にとってはバイブル的エピソード)ちなみに同じことを、JR西日本東海道本線でも大学生の時にやらかしております…。
そんなわけで家に着いたのは23時半過ぎと、一日中遊んで喋って本当にあっという間!
これからどんどん暗くなって寒くなっていくイギリスですが、またこうやって友人と集まってどこかに行きたいですね〜!やっぱり初出勤&勤務で平日はハラハラしてたので、精神的にもデトックスになりました。仕事頑張りながら、寒い冬を乗り切りたいです!
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