女子ラグビーの世界を覗く、玉井希絵さん&田村一博さん講演会(Japan House London)

仕事終わりにサークルラインに飛び乗りJapan House London(最寄り:High Street Kensington)に開催された「Women’s rugby in Japan In conversation with Tamai Kie and Tamura Kazuhiro」へ行ってきました。

元女子ラグビー日本代表 玉井希絵さんと「ジャストラグビー: Just RUGBY」の編集長 田村一博さんのトークイベントです。

私は地元のラグビーチームサラセンズ(Saracens)の試合をたまに観に行く程度で、しかもルールはいまだに完全に理解できていないという、試合中に周りの人にルール説明されながら観戦している有様です。

そんな(熱心なラグビーファンではない)私がなぜこの講演会に足を運ぼうと思ったのかといえば、スピーカーである元女子ラグビー日本代表 玉井希絵さんのYouTubeチャンネル「玉井希絵の女子ラグビーが好きすぎてさ?」が好きだからです。

スポーツ選手としてイギリスにきてプレイされている方々の生活や思考を知る機会があまりないので、イギリスに住む等身大の意見というかプレスに出てこないリアルさが非常におもしろいです。

女子ラグビーワールドカップにあわせてオフ会もされるそうです。

あと玉井希絵さんのビデオは大体食事が登場するのですが、イギリスで手に入る食材で色々作られててそれも毎回楽しみです。

Japan houseの地下にある会場で講演会は行われました。会場はほぼ満席で、日本人はもちろんローカルの方々が多い印象でした。

講演は女子ラグビーの未来、企業所属の選手について、海外経験のメリットなどなど様々な話を聞くことができました。

日本代表になるまで努力を重ねられた方なので私とはまったく土俵が違いますが、スキルを武器に海外で活躍されている日本人がいることはとても勇気づけられます。

スキルがあるがゆえに周囲には理解されにくい海外生活・キャリアの壁(状況に共感されにくいため相談がうまくいかない)が生まれることもあります。

やっていることはまったく違いますが、チャンネルを見ている「しんどいよなあ…」と共感できる部分も多いです。けれども講演会ではその壁の先にあること、ご自身の経験にとどまらず、女子ラグビーという大きな業界全体を見据えたお話を聞くことができ、視野の広さと強い意志を感じることができました。

講演の中で「ラグビーという共通言語を使って人生を彩っていく」というくだりがありました。これは自分の得意なことや好きなことを活かして海外で生きている、あるいは生きていきたい人にとって、とても響く言葉だと思います。

企業所属の選手は一日中競技の練習をしていると思っていたので、一般の仕事半分・練習半分というかなり難しいバランスのなかでスポーツをされている事も驚きでした!

ラグビーをメディアという形でずっと支えている田村一博さんの話も興味深かったです。選手や試合を伝える際の工夫の数々がよく分かり、スポーツ解説にとどまらず文化や価値観まで伝えようとする姿勢が印象的で、スポーツメディアの仕事の幅広さ・奥深さにも感心しました。

質疑応答の中には、今回の女子ラグビーワールドカップ2025のために来英されたご家族もいらっしゃり、ひとつのスポーツが生み出す大きなつながりや輪の広がりを実感できる場面もありました。

通訳者の方が講演を英日で翻訳されていたのですが、リアルタイムで出演者の意図を正確に伝えるスキルはすごいな〜と感じました。出演者が笑いをとった所を翻訳すると同じように笑いが起き、表現が難しい部分もかみ砕いて翻訳されてて、英語をきちんと学んだ方ひいては国語力が強い方はやっぱり違うな…と改めて思いました。

あと機材がよく見える席だったので、それも良かったです。機材もっと近くでみたかった。

▲シールもらった!

帰りのサークルラインで「ちょっとタイトなスケジュールでも行って良かったな~!」と思っていたら暴力沙汰の喧嘩が車内で始まり、なんだか目まぐるしい一日でした。

イギリスで頑張ってる日本人の話を聞いて元気がでました!自分があまり知らない世界の方々の話を聞けるのは、異なる視点から世界を見る機会をもらえるのでとてもありがたいですね。

女子ラグビーワールドカップ2025は今夜イングランド対アメリカの試合を皮切りに始まります。日本は8月24日(日)にアイルランドと対戦予定です。がんばれ日本~!!