
2025年、あけましておめでとうございます〜(今更!!)
もう2月…!2025年の1/12がおわったという圧倒的事実…!ブログ書きたいなあ〜と思いつつ時は流れ今となった次第です。
あとMixi2で遊んでたのもブログ更新が止まった理由の一つです。なんだかのんびりしたSNSで、憎悪渦巻くSNSに慣れていると秩序あるインターネット時代が帰ってきたような気持ちになりました(インターネット老人会)
年明け早々The Pillows解散に絶叫していますが、今年は穏やかに楽しく過ごせたらと思います。
The Pillowsは大学時代の先生にCDを借りて、そこから今もイギリスで聴いてるバンドだったので…そしてメンバーが還暦すぎ&近いと知らずめちゃくちゃビックリした…!イギリスに留学したいと色々もがいていた時期によく聴いていたので、彼らの曲はその時期のことをヒシヒシと思い出させてくれます。
The Pillowsは上手くいっていない時に聴いていた事が多いせいか、いるだけで安心するバンドだったので解散は本当にショックでした。でも素晴らしい音楽をたくさん作ってくれたことに感謝です。
フィッシュアンドチップスで新年会 Toff’s of Muswell Hill

11月下旬から12月中旬まで日本に一時帰国して、そのあとは仕事にクリスマスにとバタバタ過ごしておりました。
同じく一時帰国していた腐女子仲間がイギリスに戻ったので、腐女子新年会をすることに!場所は北ロンドンのMuswell Hill。

久々にフィッシュアンドチップスの名店 Toff’s of Muswell Hill にも行けて大満足!語学学校St Giles London Highgate校に通っていたのでハイゲート、マズウェルヒル、クラウチエンドは今でも思い出深い街です。

初めましての方もいてオタク話に花が咲き楽しい時間を過ごせました。遠い海外にいても腐女子友達がいるのは心強い、趣味の友人は良いですね。

しばらく日本語を対面で使う機会がなかったので本当にストレス発散にもなりました。ビール飲みまくって喋りすぎた気もしますが、とにかく日本語を話せるの気持ちいいいい!状態でした。脳みそが喜んでいる!
その1週間後、友人宅で行われるロンドンオタク新年会に出席する予定だったのですが、家人がインフルになったのでそちらはキャンセル。またオタク仲間で集まれるのが楽しみです。
本帰国する際にネックになっていること

ロンドン腐女子会で話題になったのですが「日本に一時帰国すると本当に楽しくて、オタクコンテンツへのアクセスも簡単だし、家族もいるし最高」と言いつつ「もし本帰国して、日本社会で働けるのか…」とみんな同じ不安を抱えていることが判明。
駐在・YMS・移住とそれぞれ様々な理由でイギリスに住んでいます。イギリスのパラッパラッパーで(※全ての職場ではない)ドライな労働環境に慣れた今、日本の職場環境にまた馴染めるのだろうか…。
私は2020年に日本に長期帰国し、5ヶ月ほど大阪の伝統工芸企業でデザイナーとして働いていたのですが、その企業はかなり自由というか新しいことにガンガン挑戦していきつつ、日本の伝統文化をしっかり伝承していく立場にあって、日本も働き方は大分変わったのではないかと思います。
しかしながら、2024年の一時帰国の時に友人に聞くと大企業であっても有給が病欠の際使用されたり、2週間以上の有給休暇を取るのが難しかったり、やはりイギリスの環境に慣れているとフラストレーションを感じる部分はある予感。
結局無い物ねだりなので、日本で働いたらイギリスが恋しくなり、イギリスで働いてると日本の秩序ある職場を恋しく思うので一長一短だなあ。
多動だから働かないと病んでくるという業を背負っているため、もし本帰国するにしても何かしら仕事できたら良いんだけど。といいつつ、本帰国する予定は今のところなくまだまだイギリスで頑張ります。
転職して1年、ロンドンでデザイナーはしんどくて楽しい

転職して先日で1年経ちました!
前半は実力不足でヒイヒイしつつも少しは前進できたかなという感じです。仕事の無駄をだいぶ省略して結果を出せるようになってきました。
しんどい場面も多かったけど2024年は学んだことが多く成長を実感できる1年でした。
自分がデザインしたグラフィックやキャラクターが世界に出ていったり、デザインがビジネスの場で使われるのはとても嬉しいです。特に私の某スキルが高く評価され、この分野は独立した事業としてやっていこうという話も出ているため頑張りたいです。
デザインはもう少しインプットが必要になってきたかな、という感じ。一部苦手な方向性があるのでそこを克服するため時間を割きたいところ。
半年間マネジャー職をやっているものの、本当に興味がなさすぎてタスクに手をつけるまで時間はかかりつつ、ある程度ルーティン化して淡々とできています。マネジャー職こそAIに取って代わられるべきだろ、と暴言吐きつつですが…。
制作をしているときは穏やかな時間、マネジャー業務は虚無。
そんなこんなで日々を過ごしていたら、プロジェクトの責任者にアサインされ「大丈夫です、大丈夫(意訳:やりたくねえ、やりたくねえ)」と逃げ回っていたのですが、結局捕獲されプロマネもやっています。これはなんだかんだでデザインの仕事なのでどうにかなっております。多分。

日本割引(日本および日本人の功績によって私のような一般人も少し下駄を履かせてもらえる現象)によって英語の不自由さは見逃されていますが、毎日しゃべりながら高速でグーグル検索もしくはChatGPTで英単語の意味を調べており、タイピング速度の発達が尋常じゃないことになっています。
というわけで、しんどい部分もあるもののどの仕事でもある程度のストレスはつきものなので、今年も粛々と自分のやるべきことをやっていきます。
あとはライフドローウィングへの参加再開と、何も作らなくていい趣味を見つけたいです
この趣味探しは何年も言っており、とにかくやってる時に「ものづくり」を忘れられるものがいいので、ボクシングかサイクリングなど運動系を検討中です。会社の福利厚生で家の近くのチェーンジムが無料らしいので入会しようかな、続くかな…。
人事評価面談を先延ばしし続ける日本人、我

自分のやるべきことを…と書いた直後に気の引ける話題ですが。
去年秋の人事評価面談は上司の出張の都合で急遽設定されたため何も用意しなくて良かったのですが、今回はガチなので自己評価表を記入したり、プレゼンボードを用意する必要があります。
その通知が来たものの、やる気が全く起きず自己評価表は真っ白、プレゼンボードもカンバスデータすら作っていない状況です。
心優しい同僚がわざわざ自己評価表を印刷してくれたり、上司から「来週できるかなあ?ちょっと難しいかなあ?」と確認されている日々。
ざんちのことを笑っている場合ではない…何かの動画で「評価面談シートの締切昨日だったけど出してない」と言っていたざんちを笑っている場合では決してない……。
いわゆるソフトスキルを10段階自己評価する項目が10個以上もあるんですが、今までハードスキルでゴリ押しして社会人人生だったのでソフトスキル0説もあり、考えるのが面倒なのでChatGPTに「ちゃんと考えた風のバランスで数字をつけて」とお願いしています。虚像。
私はタスクの締切は守る性格(締切に鬼厳しかった企業勤務の後遺症)ですが、この評価面談シートは毎回面倒すぎて周りに迷惑をかけるを繰り返しています。
プレゼンに関しては上司から「ボード作ってくれたら僕がプレゼンするから大丈夫だよ〜!」と言われており、上司かわいそうすぎる。
自己分析なども苦手で「マーケであれだけ掘り下げて考えられるんだから、それを自分自身に向ければいいんだよ!」とアドバイスされるものの、とにかく面倒という気持ちが先行して現実逃避で仕事は捗るという状態です。いいのかわるいのか。
これは生活にも顕著に現れており、人間活動(料理・掃除・手続き・交際関係など)が壊滅的に苦手で、得手不得手というより興味があるないがパックリどこかでわかれている感覚があります。
集中すれば10分くらいで終わるのに、やる気がどこにもないしそれを作り出せない。

検索すると、この興味の白黒がハッキリしすぎているのは発達障害や自閉スペクトラム症と出てくるのでてきました。
以前ミーティングで「この世に少しも発達障害じゃない人っているんですか?」とエンジニアが言ってたのを思い出し、発達障害やそれに準ずる性格の人が多い業界にずっといるからどうにかなってただけなのかな、と思います。
ただ怠惰で慢性的な厭世観を抱えている人間なだけの可能性はあるものの(個人的には資本主義社会・集団行動にコミットメントしていないのが大元な気がする)自分のこの習性は周りにも悪影響なのでどうにかせねばなあ…。
そしてこの評価面談に関して、ヨーロッパ人は自分自身に関心が高い分とても重要視しており、そういう温度差でますます後回しになっております。
英語力の限界と継続は力なり

最近、日本で外資系に勤める元同僚が「英語力が限界だ」と話しておりました。
私の父親は現役時代とにかく海外出張ばかりしていた人で、留学なしでアメリカで働き日本でもずっと洋書ばかり読んで、時々TOEFLやIELTSを受けるため勉強を継続しています。
彼の英語への情熱はジャズ(自身もジャズプレイヤー)に由来し、今でもネイティブとペラペラと話しているのを見ると継続力と情熱こそが英語力成長に最も必要なのだと実感させられます。
元同僚と私はノリでのらりくらりと英語を使っているけど、構造理解がやはり浅いのが顕著に弱みとなって浮かび上がり…彼女の場合、業種的に絶対にミスは許されないので相当ストレスになっている様子。
洋書を読み、教科書でもう一度勉強して…いわば私の父親のようにきちんと英語と向き合うべきだというのはわかってはいるものの、語学力を伸ばす難しさを改めて体感しています。
よく言われることですが、英語が全くわからない時に海外に来るとメキメキと英語力が伸びてすごく楽しいのですが、その後の伸び悩みそして英語がわかるようになってからの改めての勉強が本当にしんどい。
普段ヘラヘラと話しているのですが、会議の時などに急に「あれ?今のどういう意味?」となって混乱したり、うまく自分が言いたいことを言えなくてネイティブが助けに入ってくれたり、本当に英語力が頭打ちしている…。
しんどいけどやらなきゃいけない、というのが仕事の辛いところ。ロンドンでは本当によく一緒に飲み歩き、去年は彼女と彼女のお母さんと飲み、次の一時帰国でまた一緒に飲んで「英語うぜ〜勉強だり〜」って笑い合いたいです笑。
命と制作データ、どっちが大事?

ある日の午後、火災報知器が長時間わんわん鳴り出しテストではなく本当の避難アラートのようでした。
とりあえずビルの外に出よう!となったのですが、「制作したデータをまだXX支社に送ってなくて、本当に火事だったらデータが消失して締め切りに間に合わない!」と咄嗟に言ってしまい「データと命どっちが大事なんだよ?!」と同僚に叱られ、階段を下ってビルの外へ。
昨年、ラーメン屋で火事が起こっているのにお客さんが食べ続けているニュースが話題になった時に「やべ〜」と笑っていましたが、自分もあまり人のこと言えないと今回のことで思いました。
歌舞伎町二郎の火事が想像をはるかに超える火事で、この中でラーメン食ってるやつどうかしとるなぁと pic.twitter.com/cqcXwMWEhL
— 咲来さん@ (@sakkurusan) June 1, 2024
外に出ると他のオフィスから出てきた人々でガヤガヤ。
「こんなにたくさんの人がこのビルで働いているのかぁ」とぼんやり眺めていたら、同僚に「次から何かあったら、仕事は捨ててすぐ逃げるように!」と言われました。
あのデータは可愛く出来たから…と思いつつも、これは100%同僚が正しいのでただただ「はい」と返事するしかありませんでした。
ちなみに、結局誤作動だったようでビルもデータも無事でした。そのあと安全検証のためか外で待機命令となったのでレドンホールマーケットまで散歩に行ってきました。
パブで一杯とも思ったのですが、天気もいいし冷たい風が気持ちよくて結局シティを散策してオフィスに戻りました。戻ると多くの他のオフィスが空っぽになっており、みんな帰った様子。
大家さんのフラット売却問題はまだまだ続行中

昨年4月、大家さんが現在私が借りているフラットを売りに出すと言い出し、その後何人か見学に来たものの未だ売れず。今年に入って少し値下げました。
最初は「このフラット気に入ってるし購入したい」と思い、価格を問い合わせました。しかし、隣のゾーンなら2ベッドルームの一軒家が買えるほどの値段だったため断念。
今住んでいるフラットは静かで環境も良くご近所さんとも仲が良いため、今でも少し迷っています。ですがもともとZone4に住んでいるので、もう少し郊外に移っても生活自体はあまり変化がないため、それなら今無理に買わなくてもいいかなあ…と悶々。
しかしもし誰かが購入すると引越しが必要なので、それはそれで面倒だなあ…と思いつつ月日は流れ2月になりました。できればあと後1、2年住んで隣のゾーンで家を買いたいのですがどうなることやら。
日本で引っ越しが必要になっても(面倒だけど)仕方ない、と思えるのですがイギリスはとにかく住居数が全く足りておらず、昨今の家賃上昇もあって引っ越し作業が難航する恐れがあるのがネックです。
友人の大家さんは10年経っても家が売れておらず「そういう例もあるし、まあもう運だよ、世の中は…」と、イギリスに住むにおいて最も必要なことは英語力・社交性・スキルの前に「運」だとしみじみ実感しております。大家さんには申し訳ないけどむこう数年売れなければいいなあ笑。
今住んでいるエリアの名前で何か作品作ろうかなあ…とぼんやり考えており、こうやってイギリスのストリート名やエリアに根深い作品が作られてきたんだなあ、とイギリスの街にはそういう創作意欲を湧き立たせる何かがあるなあと思います。やっぱり京都に近いなあ。
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