月に吠える!萩原朔太郎の街、群馬県前橋市を訪れる

東京へ1週間ほど滞在する機会ができたので、その道すがら”群馬県”に一人旅へ行ってきました。

イギリスの会社で、入社してきた社員が群馬県出身だと言うので「萩原朔太郎の出身地ですね」というと「そうなんですか、名前は聞いたことありますが…」という反応で、それまで群馬県民にとって萩原朔太郎はきっと故郷を代表する偉人だと思っていたので、非常に驚いた覚えがあります。

ここで「糸井重里さんの出身地ですね」といえば反応が違ったのかもしれませんが、地元の偉人というのは身近過ぎて逆に興味を持たないのかもしれません。自分も地元の偉人、誰も知らない…。

関東の友人たちは群馬県を「秘境」と呼び、私自身も敬愛する萩原朔太郎の出生地である、という事以外は特に知識がありませんでした。そんな謎の地、群馬県へ向かいます。

東京は新幹線ですぐなのと、友人も多く住んでいることから馴染みがあるものの、北関東は正直まったく馴染みがなく、どうやって行くのかも知りませんでした。

グーグルでみると在来線で行けるみたいだけど、結構時間がかかるのと電車の本数などを考えると上越新幹線をつかったほうがよさそうだ、ということで京都→東京→上越新幹線で高崎→在来線で前橋、というルートで行くことに。

早朝の京都駅で東京の友人たちにお土産を買って、新幹線に乗り込みます。

新幹線もいまやウォレット機能みたいなので乗れる!と聞いてはいたものの、セットアップをサボりあの青い切符を何枚も持って乗車。

新幹線にのる度に久々なので、改札にどの切符を入れていいのかよくわからず、さっさとスマホで全部出来るようセットアップしようと思います…。

お天気が良かったので富士山もしっかり見れました。

東京に到着、ここから上越新幹線で高崎駅に向かいます。

群馬の県庁所在地である前橋ではなく高崎に新幹線が止まるのか、とおもいつつホームを移動。

うっかり寝てしまったら新潟県まで行ってしまうので、戦々恐々としながら乗車、コロナが落ち着いてきた影響か満席でした。



大学時代の友人で今も交流がある子が新潟出身なのですが、こうやって新幹線を乗り継いでくると、遠くから関西に進学したんだなあと実感です。

途中新幹線でおりた高崎の駅前はとても発展していたので「群馬県って都会だなあ」と思いつつ、前橋駅に到着。

改札ちかくの壁画にはしっかり萩原朔太郎の姿がありました。

改札をぬけると東横インがある南口と、ローソンやツタヤなどが入っているアクエル前橋という商業施設のある北口があります。

とりあえず宿泊先の東横インに荷物をおいて、今日は萩原家のお墓がある白法山政淳寺(しょうじゅんじ)に向かうことに。