福山雅治さん主演!NHK大河ドラマ「龍馬伝」坂本龍馬の生家セットを見学

2010年に放送され、社会現象とも呼べるブームを巻き起こしたNHK大河ドラマ「龍馬伝」

福山雅治さん演じる龍馬や、高い演技力で評価された佐藤健さんなどなど…色々噂には聞くのですが、実は「龍馬伝」途中から見たので岡田以蔵の処刑シーンなどは見たことないのです!いつか全話見たいと思いつつ、大河はサブスク配信がないので難しいかなあ。



と思っていたら、NHKオンデマンドというサービスで全話見れるようです。

私は岩崎弥太郎が好きなので、香川照之さんの怪演に大興奮だった龍馬伝。高知駅前の観光施設「幕末志士社中」にセットが展示されているとのことで(全く関係のない)煉獄さんのぬいを連れて早速見学に行ってきました。

大河ドラマ「龍馬伝」 龍馬生家のセット 譲渡先を募集 高知県

2022年10月現在、幕末志士社中での展示は終了しております。

NHK大河ドラマ「龍馬伝」舞台裏に隠されたアート技術がすごい

▲友達の刀剣乱舞のぬいたち。

大河ドラマは豪華俳優陣はもちろんのこと、しっかり作り込まれたセットが魅力の一つ。床や柱の使い古された感じや埃が舞うシーンの裏話など、色々なことを知れます。

普段日本のドラマ全く見ないのですが(日本在住の時も全然見てなかった)大河ドラマはストーリー云々はもちろん、セットを見るのが楽しみで見ていました。

作品のために家を建てて、しかも撮影に適した空間を作りというのは本当にすごいですね。建築系の仕事、特にこういうセット作りの仕事ってどういう風にやるのか気になります!

日本の美しい文化縁側。大河ドラマをはじめ映画のセットですごいなあと思うのが、映像から木造の匂いが漂ってきそうなくらい使い古された感じを演出したり、そこで何年も人が暮らしていたような雰囲気があったり、こういう撮影美術に携わっている人たちのこだわりを感じます。

俳優さんたちが演技をして、それを撮影する人たちがいて、それをまた編集する人たちがいて…と考えると、毎週面白いエピソードを放送する大河ってすごい…!と改めて思います。

昔の日本の家の作りを見るのは面白い!

昔の日本の家は湿気や暑さに対応した変化を、少しずつ遂げてきたのが垣間見れて面白いです。

祖父母が築100年近いだだっ広い日本家屋に住んでいたのですが、昔の日本の家は静かに時間を過ごせる場所が所々にあってそれがいいなあと思います。

元々国民の気質的に静かな場所を好む人が多いのが、家に現れているような気がします。侘び寂び〜。



高知県からうまれた幕末の志士たち

しかし、高知県のこういうのどかな環境で育った人が、日本を導くために奮闘したというのは不思議な話ですね〜しかも坂本龍馬だけではなく、そういう人たちが高知県から多数生まれたのは何でだろう?

思想を知ったり自国の立場を嘆いて行動に移す人間と、影響を受けない人間(私はこちら笑)の違いは、一体なんだろうなあと思いながらセットを見学しました。

今はグローバル化が進み、インターネットがあって坂本龍馬が生きた時代と全く違いますが、もし坂本龍馬が現代に生きていたらどうなっていたかな?と思います。

坂本龍馬の生家セット、台所の作り込みに感動

セットの中で個人的に一番すごいなと思ったのが台所の作り込み。さっきまでここで誰かが料理していました、という雰囲気でこういう作り込みがドラマに説得力を生み、社会現象につながったんだろうなあと思います。

「龍馬伝」は人気歌手の福山雅治さんを起用したことがまず話題になりましたが、こういうアートワークや映像編集の力も大きく影響して今でも人気のある作品になったのだと思います。

何度も作られる坂本龍馬の物語

「龍馬伝」以外の坂本龍馬が主役の作品を見たことないのですが、NHKでは何度か坂本龍馬をテーマにした作品を作っているようですね。

「龍馬伝」が初めてだと思っておりました。これだけ何度も同じ人物で作られることも珍しいのではないかと思います。それだけドラマティックな人物なのと、彼の行動や思想が今でも多くの人に共感されているからなのかも。

そんなわけで、坂本龍馬が好きな友人は感動し、私もドラマの裏側にあるアートワークの力をしれた坂本龍馬の生家セット。譲渡先がまだ決まっていない様子…?また高知県のどこかで公開されるといいのですが、難しいのかなあ…。

譲渡先が決まらず結局取り壊しになったそうです。切ない…。

このあとは高知市を自転車で回りながら、芋屋金次郎のスイーツを食べに行きます〜!