大阪 梅田から高知県へ!幕末の志士の故郷と、有光酒造場のお酒

友人がFGO(フェイトグランドオーダー)というスマホゲーにハマり、岡田以蔵(人斬り以蔵)と坂本龍馬、武市半平太にハマり…ということで、彼らの故郷高知県へ行ってみようという話になりました。サイゼリアで。

私は幕末の人物に関しては大河ドラマや漫画での知識しかないのですが、日本酒が有名だしジョン万次郎の出身地だし着いて行った次第です。



大阪梅田 阪急バスで高知県まで高速バスの旅

高知県へのアクセスは阪急バスで予約しました。Webページより予約ができて、梅田から早朝出発です。バスは1日に何本も出ております、早朝7時20分発に乗ると高知県に着くのは12時過ぎ。

バスは安芸方面まで行くみたいですが、今回は坂本龍馬をはじめ高知県出身の偉人の地を回る…ということで、高知駅バスターミナルで下車(ジョン万次郎はまた今度…)

梅田のバスターミナルは待合室もあるので寒くても暑くても安心。コンビニおにぎりを食べて、バスに乗り込みます。おにぎりが気軽に買える環境、最高すぎる…。

阪急バスはフットレストもあるし座り心地もいいし、カーテンで個室みたいに出来るし、すごく心地よかったです!

海を見ながら淡路島を経由して四国へ

梅田を出てしばらく走ると海が見える地点に突入。

寝ていたので淡路島に入ったのかな、それとももう四国かな、と思いつつサービスエリアに停車したので降りてみることに。

サービスエリアに並んでる商品を見ると四国に入ったのかも。

日本のサービスエリアは土地柄や季節が強く反映されてて、買い物が楽しいです。「もう龍馬さんいるやん〜」と言いつつ、ここで買い物しまくったら荷物が大変なことになるので、冷やかしながらバスに戻りました。

青空に山々が連なり、久々に過ごす日本の夏!暑いし湿気は嫌ですが、それでも日本の夏特有の美しい風景やセンチメンタルな空気はやっぱり良いものです。

そしてこういう風景を見ると「こういう場所に親族がいればなー」と思います。これ前も違う記事で書いた気がしますけど、こういう山間の街や村に夏休みに訪れる、というぼんやりした憧れがずっとあります。

そんな風景を眺めたり寝たり、マップで現在地を見て「おお、徳島県にいる!」など興奮したり、そんなこんなしているうちにあっという間に高知県に到着!

坂本龍馬の郷 高知県へ到着!

高知駅バスターミナルを降りると早速龍馬さんがお出迎え。なんでこのフォントを選んだのか気になりますが、亡くなって100年以上経つのに今でも高知県の人々に愛され、経済を支えてるなんてすごいです。

観光案内所に行くと細田守監督の映画の宣伝がたくさんされていました。高知県が舞台なんですね〜。

べろべろの神様と、安芸の酒造 「有光酒造場」の思い出

そしてバッカス、ディオニュソスと並ぶ神様が高知県にいた〜!酒飲みの味方、べろべろの神様!

デザインが尖りまくっていますが(高知県はカツオ人間といいゆるキャラのデザインが独特)駅なかに銅像まで立っており、高知県とお酒の関係性を垣間見れますな。

高知県といえば四万十川をはじめ水がきれいなので、お酒が美味しいことで有名ですよね。ロンドンのSway Galleryで「Tiger Under the Yuzu Tree」という高知県の有光酒造場さんがイベントを開催し、お酒をいろいろ試飲したの美味しかったなーと思い出しました。

あの時会場で、高知県貿易協会の関係者さんと「このお酒は高知県の安芸のものです」「いつか安芸の酒造へ行ってみたいです」と会話したのですが、自分が高知県にいるのが不思議な感じがしました。

結局時間の関係で安芸には行けなかったのですが、スーパーや酒屋で「安芸虎」を見るたびにニヤニヤし、レストランやひろめ市場で見かけたら注文して地元のお料理と共に楽しみました。



高知駅前には武市半平太、坂本龍馬、中岡慎太郎の銅像が!

高知駅前、路面電車が発車する高知県の中心地。

アンパンマンの電車が走っていたり、駅前にキャラクターの銅像があるので調べたら、やなせたかしさんは高知県出身なんですね。

駅前には大きな大きな銅像が並んでおりました。

高知県は大きな志を持った人々を次々に輩出しまくっていますが、何か土地柄なんですかね…現代人にもその精神は大きな影響を与えているし、私の友人のようにゲームを通して聖地巡礼に訪れる人もいると思うと、時代を超えて愛されているなと感じます。

昨年の大河ドラマ「渋沢栄一」を見てても思ったのですが、海外に住む日本人として彼らの意志を継げたら良かったのですが、彼らが信じていた日本と自分が今見ている日本は、また違う国なのかもなあ…と思います。

友人に幕末関係で好きな人はいないのか、と聞かれ「吉田松陰とジョン万次郎かなあ」という会話(今書いてて思ったけど思想家や教育者を好きな傾向にあるのかも)をしつつ、高知県の旅をちょっとずつ書いていきます。