「ルポールのドラァグレース」シーズン3に出演していたマニラ・ルゾンが、ロンドンでショーをするとのことで会社帰りにルポール仲間の同僚と行ってきました。
折角ミート&グリートのチケットを買ったのに時間のインフォームがなく(ツイッターであったらしいけどチェックしておらず)残念ながらマニラ本人と対面は出来なかったのですが、人生初のドラァグ・クイーン・ショーでとても楽しめました!
会場はタフネルパーク駅から歩いて2分のThe Boston Dome
会場はロンドン北部の街タフネル・パークのイベントベニューThe Boston Dome。
そこから歩いて2分ほどのところに行きつけのレストランがあり、前を通るとヘビメタ系やゴス系の服装の方々がよく長蛇で入場待ちをしており、アングラ系に強い会場なのかも。自分が行く日がくるとは思っていませんでしたが、ベニューは500人キャパで小さなバーが併設されています。
ドラァグショーなのでSOHOかチャリング・クロス駅近くのHEAVENでするのかなあ、と思っていたので、まさかのタフネルパークで驚き。
複数のUKクイーン達のパフォーマンス
会場は100人にも満たないかな…?というくらいの来場者数。後で調べたらファンにまでインフォメーションがうまく届いていなかったようです。
しかし非常にアットホームでステージの近くでショーを見る事ができました。基本立ちっぱなしで、時々バーにお酒を買いに行って、クイーン達のパフォーマンスを観たりノッたりという感じでした。
ドラァグ・ショーなので来場者もバリバリのクイーンやファッション系の人が多いのかなと思っていましたが、皆さん会社や学校帰りかな?という感じの一般的な服装の人が多かったのも印象的でした。
また異性者カップルで来ている人も結構いて、彼女が熱心にマニラの事を彼氏に説明している姿もありました笑。
UKクイーン達のパフォーマンスはイギリスらしいウィットに富んでいてとても面白かったです!この中からルポールUKに将来出演する人もいるかもしれません。特に写真2枚目のタキシードのような服装のクイーンのピングー芸がめちゃくちゃ凄かった!マニラ登場前から会場がとても盛り上がりました。
堂々の主役マニラ・ルゾン登場
会場があたたまったところで主役のマニラ・ルゾンは堂々の登場です。観客からはものすごい歓声があがりました。
テレビでみるのとはまた違う迫力があってとてもかっこよかったです!またちょっとエイミー・ワインハウスっぽい雰囲気が素敵でした。
ルポールはアジア・ルーツのクイーンをいつも注目してみている(アメリカ英語を話すアジア・ルーツの人がめちゃくちゃ色っぽくて好きというフェチの為)ので、マニラも好きなクイーンだったのですが実際目の前でパフォーマンスをするのを見てもっと好きになりました。
マニラの名を冠したショーですが、ほかのクイーンとの掛け合いや絡みも面白くて、また「アルコール飲みたい人はバーがあるよ~」と観客に呼び掛けたり、会場全体に気配りが出来る人柄がにじみ出るショーでした。
オーディエンス参加型パフォーマンスやリップシンクも
オーディエンスから立候補者を募ってパフォーマンスする場面もありました。
アメリカ人に比べたら一般的にシャイな傾向なイギリス人がリップシンク…とハラハラ見守っていたのですが、立候補しただけあるといいますが3人とも素晴らしいパフォーマンスを披露してクイーンも拍手喝采でした!
このリップシンクに参加された方と帰りのリフトで一緒になり同僚が「超かっこよかったよ!」と声をかけるとノリノリで「当たり前よ~!」という反応ですごく面白かったです。
メッセージ性満載のマニラのショー
全体的にかなりコメディな雰囲気とFワードも飛び出すヤンチャっぷりでしたが、その中で「自分らしく生きること」の大切さをオーディエンスに訴える場面もありました。
その「自分らしく」を貫くのが時に大変で痛みを伴うのを誰しもが少なからず経験しているせいか、マニラの主張にみんな真剣に耳を傾けていました。
マニラへのプレゼント制作
手渡しは出来なかったのですが、会場にいたクイーンが「ツアーにずっと同行するから渡してあげるわ!」と受け取ってくれました。
その時の制作過程~久々にペンでがっつり絵をかいて楽しかったです!シーズン3エピソード11 Jocks in Frocksの時のマニラをメインにミニキャラも~。
2020年にもイギリスでツアーがあるそうなので、また行きたいなあ~!
コメント