走って食べろ!イギリス伝統行事パンケーキ・デイ

キリスト教起源のパンケーキ・デイ

イギリスにはパンケーキを食べる日、パンケーキ・デイ(Shrove Tuesday)があります。

かわいらしい行事にきこえますが、これはキリスト教の復活祭(イースター)まで40日間断食するのにあわせて、戸棚の中の小麦やバター、卵などを使い切るためにパンケーキを作ったことが起源といわれるれっきとした宗教的な行事です。

イギリスのほかにも、アイルランドやオーストラリアにも同じようにパンケーキ・デイの文化が根付いているようです。

同日、各地で行われるパンケーキ・レース

レドンホール・マーケットのパンケーキ・デイ

パンケーキをのせたフライパンをもって走るパンケーキ・レースは、教会へいって懺悔する文化がまだまだ残っていた15世紀から始まりました。

教会へ行くべき11時前、一人の主婦がパンケーキを作っていたことで遅刻寸前、彼女はパンケーキがのったフライパンをにぎったまま教会へ走りました。これがパンケーキ・レースの起源だと言われています。

フライパンをもってエプロン姿で教会にかけこんできた彼女の姿がよほど面白かったのか、そこから今でも続く行事が生まれたのはユーモアを大事にするイギリスっぽいエピソードですね。

そんなわけで2019年のパンケーキ・デイは3月5日、美しいアーケードのレドンホール・マーケットでパンケーキ・レースが行われると聞きつけ行ってきました!

シティ・オブ・ロンドンの美しいアーケード、レドンホール・マーケット

ハリーポッターのロケ地! レドンホールマーケット(Leadenhall Market)

ランチ時間から400枚のパンケーキを無料配布!

レドンホール・マーケットのパンケーキ・デイ

オフィスから歩いて10分、レドンホール・マーケットはもうすでに多くの人でにぎわっていました。

検索しても何時にレースが始まるのかわからず、お昼ごろからイベントがあるとのことで12時過ぎくらいにつきましたが、パブの前でなんと400枚のパンケーキを無料配布しており長蛇の列が出来ていました。すごい~!

レドンホール・マーケットのパンケーキ・デイ
レドンホール・マーケットのパンケーキ・デイ

イギリスのパンケーキはアメリカや日本のパンケーキとちがって、クレープのように薄くそれにレモンをたっぷりしぼって、お砂糖をふりかけるのが昔ながらの食べ方です。

400枚ものパンケーキをくばるスタッフの皆さん、大変そうですがオフィスで働く人々はもちろん観光客や犬をつれたローカルの人々もすごく楽しんでいました。

私もそうですが異教徒の人々が並んでパンケーキを食べている姿も。起源を知らない可能性もありますが、宗教行事だけどこうやっていろいろな人が楽しめ参加できるのはいいなあと思いました。

レドンホール・マーケットのパンケーキ・デイ

パンケーキ・レースの参加者一覧をお姉さんが埋めていました。

見たところ個人参加ではなくチーム戦のようでした。事前にレジスターするのか、それともレドンホール・マーケットにはいっている店舗同士でやるのかはわかりませんが…。

イギリス人はこういう勝負事にムキになる傾向が強いので、かなり白熱したレースになりそうですね。石畳だし、フライパンをもつだけならまだしもパンケーキを何度もひっくり返しながら走るのはなかなか難しそう…。

イギリス式薄焼きパンケーキをお好みでアレンジ!

レドンホール・マーケットのパンケーキ・デイ
レドンホール・マーケットのパンケーキ・デイ
レドンホール・マーケットのパンケーキ・デイ

パンケーキを受け取ったら別テーブルにあるフルーツやお砂糖、レモンをお好みで。(写真には写っていないですがイチゴをのせている人がいたので、早くにきたらもう少しバリエーションがあったのかも)

残念ながら私は甘いものが食べれないためもらったパンケーキはオフィスに持って帰りランチ中の同僚たちに提供しました。

しかし欲張ってバナナ・お砂糖・レモンを全部まぜこぜにしたため、バナナとレモンの味が喧嘩し大不評!お砂糖とレモンだけでよかったわコレ~と言われながらも完食して貰えました。

レドンホール・マーケットのパンケーキ・デイ

パンケーキ・デイは毎年開催される日付が変わりますが、ロンドン中でパンケーキ・レースや無料パンケーキ配布しているので是非遊びにいってみてください~中世の文化と現代の軽いノリがあわさって非常に楽しいイベントです。

イギリス流パンケーキの作り方
パンケーキ・デイは家でもディナーあとにパンケーキを食べるのが習わし!教会に行くほうは廃れつつあり、パンケーキのほうが残ったようです。
各家庭で差異はあると思いますが、以下家のイギリス人が作っていたレシピです。

【材料】
・プレーン・フラワー
・卵
・水

①ボールにプレーンフラワーを適当な量いれて、卵を割って混ぜつつ水をたしていき、日本のホットケーキと同じくらいの生地のあつさになったらOK。
②油を引いた熱したフライパンにおたま半分ほどいれて両面焼く。薄く焼くのがポイントです。

ブログにも書くために「何gか計って~」といってたのですが、基本目分量でした…結構カンでやってるぽかったですが、おいしそうなパンケーキが何枚も出来ていたのでお試しあれ。