イギリスで転職1ヶ月!現地企業での英語力と中華街ワンケイで日本語ナイト

拝啓お母様、 転職して1ヶ月。なんとか生き延びました。相変わらず「わあ〜」と言いながら仕事をしております。仕事に集中するために、最近はあまりお酒を飲んでおりません。



そんなわけで1ヶ月経ちました、本当にあっという間です!前職を3ヶ月で辞めておりますので、今回はその二の舞にならないようにしたい…と思っていたけど、このままいけば3ヶ月まであっという間かも。

その間にイギリスの首相が変わり、女王陛下が崩御され、インフレーションは激化しておりますが、ニュースをきっちり見る余裕がなく、首相といえばボリスだし、女王様はずっとご存命で、パスタは40ペンスくらいで買える世界に生きております〜化石化石!

なのでスーパーマーケットに行ってパスタの値段に毎回毎回驚くという、不毛な行動を繰り返しています。物価ってこうやって高くなっていくんだなあ。自分に関係なく世の中が動いているのは何だか良いですね。

人の1ヶ月と自分の1ヶ月…仕事における3の法則

5年近く勤務した前々職在籍中、新入社員が「もう1ヶ月も勤務しているのに中々仕事が覚えられなくて…」と焦っているのを聞き「半年くらいでやっと仕事を大体把握して、1年くらいでやっと居心地が良くなると思うよ〜1ヶ月なんてトイレの位置覚えただけで十分」とか言ってたんですが(今考えたらとんでもない先輩である)

久々に自分が新入社員の立場になると、彼らが言ってた事がよくわかりました。(前々職入社時、自分も焦ってたのかは全然覚えていない…)

「1ヶ月も経ったのに…ずっと新入社員のままではないし、早く仕事を覚えなければ!」という焦りを感じております。



でも「そんなすぐ把握できるほど仕事は甘くない」というのもわかっており、入社〜3ヶ月くらいまではこの焦燥感を抱きながら徐々に慣れて、そういう気持ちも少しずつ消えていくんだろうと思います。

それを考えると「3の法則」は当たっており、勝手にあれこれと心配するのは杞憂に終わりそうなので、3ヶ月目まで(というか試用期間中…6ヶ月!)はガムシャラに業務を理解することに集中します。

イギリス現地企業で必要な英語力

様々な国籍の方々が働く社内共通言語はもちろん英語!!

ここにきてイギリスに住んでいながら、積極的に英語の勉強をしてこなかったツケが回ってきました。アリとキリギリス。

同僚に色々説明を受けて「はあーなるほど、つまりこういうことですね?」と確認すると「全然違います笑」と笑われたり、「お役に立てず申し訳ないです」と言おうとしたのに「Usefull」と「Useless」を間違えて「お役に立てて申し訳ないです」という謎の台詞を吐いたり、メールを読むのに時間がかかったり…。

日常会話や仕事にものすごい支障は出ていないのですが(周りには迷惑かけてるけど)英語って難しんだなあ〜と久々に痛感。

一朝一夕でどうにかなるものではないにしろ、来年あたりにIELTS受験を設けて試験勉強を習慣化させようと思います。基礎的な文法などをもう一度おさらいしたほうが良さそう…。

そして現地企業に入ったら英語が一気に伸びる、というのは本当だと感じました。

一日8時間、強制的英語環境に責任のある立場でいると「えーん、わかんない〜」とか言ってる場合ではないので、脳が「どうにかせねば!」と勝手に動き出し生存本能でどうにかしている感じです。

久々に自分の英語力を突きつけられた1ヶ月でした。悲惨です!でもこういう現実を知って次に繋げたらOKなので、IELTS試験勉強を通して英語ともう一度向き合おう〜。

ここまで書きましたが、専門職は英語よりやはり実務スキルがメインになり、その辺りは今の所楽しんで仕事出来ているので今後もっと出来る実務を広げていきたいですね。



今だから観る「かもめ食堂」と食事の大切さ

転職して1ヶ月目、初めの頃は社内試験やら人を覚えたり仕事を覚えたりで、精神的にも忙しいせいもあり元々食にこだわりがあまりないせいか「ご飯食べるのめんどいな〜」と思うこと多々。

ですが食生活を疎かにすると、エネルギーが空焚き状態になって大変なことになるので、一日二食食べるようにしております。
※朝食は元々食べない

特にこういう切羽詰まっているときは日本食がやっぱり食べやすい!お味噌汁は日本から友人が送ってくれたフリーズドライなのですが、日本のインスタント味噌汁への探究心を感じる…美味しい…!寒くなってきたのでお味噌汁欠かせませぬ。

ランチは前日の夕食の残り物をタッパーに詰めて持って行っております。あまり外食が好きではないので、手作りの味を楽しめるランチ時間はリラックスになって良いです。

 

食事の場面が美味しそうな映画といえば「かもめ食堂」ネットフリックスに入っていたので久々に見たのですが、本当に料理する場面と食べている場面が美味しそう。

「かもめ食堂」はのんびりほのぼのした映画ですが、食事を通して寂しさを抱えた人々が再生していく様子を描いた映画でもあるので、やっぱり食事及び誰かと一緒のものを食べるってエネルギー補給になるんだなあ、と再確認。

仕事中もずっと「かもめ食堂」流しているのですが流石に飽きが来て、「ラピュタ」をずっと流しております。出社した時もずっと「ラピュタ」をデスクで流しているので、デスクにきた同僚に「それずっと流してない…?」と不信がられて笑う。台詞だいぶ覚えてきた…。

ロンドンのチャイナタウン、ワンケイで友人たちとご飯

仕事終わりに友人たちと中華街で待ち合わせてディナーへ行ってきました。何気に1ヶ月ぶりに会うメンツ、時間が経つ早さに全員で戦々恐々!

金曜日の夜、とにかくすごい人!コロナ禍前に完全に戻ったイギリス。

中には行列ができているお店もちらほら…中華街は数多くのレストランがあるので、どこが美味しいかあまり知らないのですが、行列が出来ているということは美味しいのかな?

チャイナタウンは赤を基調にしたしたレストランが多い(赤は中国ではラッキーカラーらしい)ので、色鮮やかでいいですね〜!イギリスにいながらまた違う異国情緒を味わえます。

日本でゲーム会社で働いていた頃、サイバーチャイナをテーマにゲームの背景画を制作した事があるのですが、こういう提灯をたくさん描いたなあーと懐かしくなります。

毎回「どこか違うレストランもチャレンジするべ」と言いつつ、並ぶのが面倒臭いなどの理由で結局スッと入ってすぐ食べれるワンケイへ。

まずはビールで乾杯です。この記事の冒頭に「お酒はあまり飲んでいない」と書きましたが、4週間目になってやっと会社帰りにもお酒を飲むようになりました。少し慣れてきた証拠かな?良いか悪いかは置いておいて…。



1ヶ月も会ってなかったのが信じられないね〜と話しながら料理を頼んで近況報告。

仕事も家も英語環境なので、久々の日本語マジでありがたいです!やっぱり英語喋る時って脳が違う動き方をするのか、母国語よりもあとで疲れが出ますね。これも慣れたら解消されるのかなあ。

私より少し前に転職した方もいるので、色々話しながら「自分だけがワーワー言いながら仕事に慣れようとしてるわけじゃないんだなあ」と感じられて、やっぱりこういう気心知れたメンバーとご飯を一緒の食べるのは元気になれます。

「かもめ食堂」のコピー「ハラゴシラエして歩くのだ」は良いコピーだなあ、と思いつつ長居はできないワンケイ、お次は歩いて3分のThe Comedy Pubへ移動。

夏の間は週何回も通ってたのに、何気に来るのは1ヶ月ぶりほど!相変わらず静かで、ゆっくりおしゃべり&お酒を楽しむことができました。

楽しい時間は本当にあっという間で、何時間あっても足りないくらいです。また次回会える日が楽しみ〜次回は鼎泰豊へ行こうと計画中。



イギリスで賃貸物件探しが難航中

「イギリスで家を探すのはめちゃくちゃストレスになる」とは聞いていたものの、実際にやってみると本当になかなか決まらない!仕事のストレスが軽減されてきたのに、家探しはずーっと難航しております。

今現在、ロンドンは物件不足のせいかビューイングに行く→オファーを出す→断られる…というのを何回も繰り返しております。一件に関しては、不動産会社から電話が来て「大家さんと連絡が取れなくなりました」という有様。

イギリスの賃貸物件探しはオークション形式なので、ビューイングに行ってオファーを出したら絶対に契約できる、というわけではなく大家さんが最終的に決めるため、努力できる箇所が提示されている家賃より少し積んだ値段を出す、くらいしかなく…。

そして、大家さんだけではなく不動産会社も音信不通になるところがあるので、これが噂のイギリスでの賃貸物件探しかーと実感!

来週にももう一件ビューイングに行くので、クリスマスまでに決めて引っ越したいなーと思いつつ、でもこの国のことだし春先くらいまでに決まればいっかなーと楽観的に考えて、家探し続けたいと思いますー。

そして来週から仕事は2ヶ月目に突入、1ヶ月目よりも色々出来たらいいなあ。