
先月の一時帰国は中国東方航空(China Eastern Airlines)を利用しました。
手頃な値段と飛行時間の短さは魅力的だけど、実際のところどんな感じ…?という方へ、個人的にはすごく良かったです。
気になる中国東方航空の評判

一時帰国用の航空券を検索したところ…インフレや戦争の影響で値段が上がっている&飛行時間がとても長い!
その中で格安価格と飛行時間がダントツ短い中国東方航空は気になりつつも…中国系航空会社を利用したことがないし「安かろう悪かろう」にならないか心配。
実は数年前にアジア某国の航空会社を利用し、あまり良くない経験(機内食の味がない、他のお客さんの話し声がうるさすぎて寝れない、CAさんが怖すぎるなど)をしたことがあり、アジア系はJAL /ANA以外は極力避けていたのですが…。
友人たちに話を聞くと「時間が短いしサービスも良い、値段を考えたら気張ってる航空会社だ」とのことで、物は試しとFlightcatchersから予約してみました、お値段は座席予約料金込みで約£550。
結果、中国東方航空は機内食も美味しく、他のお客さんたちも静かで、CAさんはすごく親切、いい意味で期待を裏切られました!
「この値段ならもう墜落しなかったら御の字だな…」と大変失礼なことを宣っていましたが、リピありです。
ヒースロー空港でのチェックインと上海乗り継ぎのセキュリティチェック
中国東方航空を使ったことがある友人から「ヒースロー空港では機械でチェックインするのではなく、必ず有人カウンターで手続きしてスタッフに「到着先空港(e.g.関空、成田など)まで運んでください」と念押ししたほうがいい」と言われたので、その通りにカウンターで手続きしました。
カウンターではタグに電話番号などを書いて、ランディングスタッフがそれをスーツケースにつけてくれます。

そして10時間半のフライト後、上海浦東国際空港(Shanghai Pudong International Airport)ではセキュリティチェック(手荷物スキャン)を受ける必要があります。
私が行ったときはスタッフさんが軍の方かしら?というくらいキビキビしており、ここでしくったら…とドキドキしていましたが無事通過。
セキュリティチェック以外は荷物の受け取りや、その他の手続きは必要ありませんでした(※2024年12月22日情報)

上海浦東国際空港は非常に広いため、ゲートの確認や待機は早めに行ったほうがいいです。上海のおいしいものを食べたいな〜と思っていましたが、1時間半しか乗換時間がなく…ウェブを見るとレストランも多そうなのでもし時間がある方は上海グルメを楽しむのもありですね。
中国東方航空搭乗のアドバイス

中国東方航空を利用するにあたって3点だけ気をつける事があります。それは、最後の方に搭乗すると手荷物を置くスペースがないこと、機内がめちゃくちゃ暑いこと、エンタメが少ないことです。
搭乗が始まったら列に並び、手荷物棚を確保
私が搭乗したのは冬だったため、手荷物以外にもコートや免税店で買ったもので手荷物棚はパンパン。行きの飛行機、手荷物やコートは座席下に置くよう言われました。
荷物が小さい場合はいいのですが、そこそこ大きな荷物で座席下に置けず足の間にずっと置いたままで狭苦しいことになっている乗客もちらほら(安全性的にも大丈夫なのかな?CAさんは何も言っていなかったけど…)
コートも冬物なので座席に膝にかけていたものの、後述しますが機内が暑いので中々しんどかったです。
帰りは行きの出来事を鑑みて、搭乗が始まったら列に並び全ての手荷物を手荷物棚に納め快適に搭乗することができました。
座席も心なしかヨーロッパ系より小さい感じがするので、荷物に圧迫されないよう手荷物棚の確保できるようにしましょう。
機内は暑い!服装と水分不足に気をつけよう!
※搭乗時期や機体によって違う可能性があります
私が搭乗した11月末は機内がめちゃくちゃ暑かったです。いつもは暖かい格好で搭乗するのですが、中国東方航空は半袖でもOKなくらいでした。
幸いヒースロー空港で大きなボトルウォーターを購入していたのでそれ飲みつつ、ご飯の時間は水を2杯くらい頼んで水分補給をしていました。
座席には枕とブランケットがあるのですが、そのブランケットがあれば温度調節は大体できるので上着などはいらなかったです。
エンタメは少なめ!ストリーミングサービスなどを事前に用意
話には聞いていたものの、機内エンターテイメントはあまり充実していないのでストリーミングサービスやスポッティファイ、電子書籍などのオフラインでも楽しめるエンタメをご自身で用意することをお勧めします。
機内食は賛否両論!心配な場合は軽食の持ち込みを
私は自他共に認める貧乏舌なので機内食もおいしくいただけましたが、中国東方航空を使った友人の中には「機内食は食べれなかった、イギリスからパンを持って行って良かった」という人もいて、賛否両論な部分です。
ライトの関係であまりおいしそうにみえない写真ばかりですが…メニューは中華料理(ヌードルやあんかけ炒飯など)に加え洋食(オムレツなど)もあり、どれも食べやすい味でした。ちなみにアルコールの提供はありませんでした。




ヒースロー空港でたらふくピザとビールを楽しんだため、はじめの機内食は断ったのですが「体調が悪いですか?フルーツだけでも食べませんか?何も食べないのは体に良くないですよ」ともしかしてお母さん?と言いたくなるようなCAさんの対応でほっこりしました。

日本→イギリスに帰国するときは、関空でおにぎりを購入。小腹が空いたときに重宝しました。ヒースローでもおにぎり買えたら良いのになあ。
トイレは清潔に保たれている
トイレソムリエの日本人が気になるトイレの清潔度。かなり頻繁に掃除されている様子で、全然問題ありませんでした。
紙コップが常設でなかったので、歯磨きなどをする時にコップを持っていった方がいいかもです。
他の乗客も静かで快適なフライト環境

前述した通り、アジア某国の航空会社を使った時に他の乗客がとにかく大声で話しまくり、歩き回り走り回り、CAさんも怒りまくる地獄のようなフライトを経験したので、ヒヤヒヤしておりましたがとても静かで快適でした。
喋っていたとしても他人の迷惑にならない音量で、消灯されてからは本当に静かでした。
3人席の真ん中だったので、お手洗いに行くときに通路側の乗客に何度か立ち上がってもらいましたが、とても親切で乗客同士でのストレスは全くありませんでした。
中国東方航空、一時帰国の強い味方になるかも?

HISの口コミページを見るとホラーストーリーも書かれていますが、個人的にはリピートありと思いました。
今回は遅延やキャンセルなども起こらず運が良かったのもありますが、何より飛行時間が短い(※)ので身体的負担が少なく、コスパを考えると手軽&気軽に一時帰国ができますね。
※飛行時間が短いのは助かるけど、ロシア上空を飛ぶことのリスクを再確認させられるニュースも…
「検索結果に出てくるけど、中国東方航空ってどうなの?」と迷っている方への参考になれば幸いです!私も今年の夏とお正月にまた日本に戻ろうかな~と考えており中国東方航空をリピートしようか考え中です!
コメント