バーレイ-Made in Englandにこだわるイギリスの手仕事

英国陶器の里ストーク・オン・トレント…バーレイ

イギリス陶器の街ストーク・オン・トレント(Stoke-on-Trent)。この街には世界に名をはせる歴史ある窯元が集まっています。

英国陶器の里ストーク・オン・トレント…エマ・ブリッジウォーター

ストークオントレントの人気ブランド3つをご紹介!

今回は私がストーク・オン・トレントの陶器のなかで最も好きなバーレイをご紹介します。

ビクトリア時代から続くイギリスが誇る陶器ブランド

英国陶器の里ストーク・オン・トレント…バーレイ

バーレイの食器は単体でみると結構派手(特に上の写真のキャリコは)なのですが、キッチンやテーブルを華やかにでも主張しすぎないのでとても使いやすいです。

料理をたてるけど、食器として話題にあがるというか…名わき役のような絶妙な存在感をもっています。

英国陶器の里ストーク・オン・トレント…バーレイ

厚みがあってぽってりしたフォルムなので洗練されすぎていないというか、素朴さのなかに職人さんたちの技があるのがとてもイギリスらしいと思います。

実はこれだけ好き好きいっておきながらバーレイの工場見学に未だかつて参加したことがありません…この可愛らしい食器がどのように作られているのか非常に気になっているので2020年もまたのこのことストーク・オン・トレントへ出かけようと思います!

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茶葉やジャム、クッキーなども売られております。

一階はアウトレット、2階はプロパー

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バーレイは二階建てになっており、カントリーなつくりがとても可愛らしく一階は製造がおわったものや在庫処理の商品がたくさん並んでいます。値段もかなり安く、バーレイの食器をそろえたい人にとっては天国のような空間です。持って帰るのが大変ですが、バーレイの食器はお土産にも最適!

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二階はテーブルセッティングのディスプレイなどもされているので、ショッピングのヒントになるかも。バーレイは好きな人は1階と2階を何度も行き来してどれを買うか迷うのでたっぷり時間をとっていった方が良いです!

そして食器を持ちながらはかなり危ない(階段が怖い)のでスタッフさんに断りをいれて、1階レジカウンター近くの長テーブルに置いてショッピングするのがオススメです。

バーレイは店内のデザインも非常に凝っているので、こんなカントリー調の家で絵付けの仕事をしながら暮らしたいなあ~~と夢が膨らみます。ボレスワヴィエツもそうですが、こういう手仕事で生計を立てている職人さんには本当に憧れます。

(しかし!デジタルアート依存症なので実際には1ヵ月もすれば「もういやだ~!」となる気がするので、これは憧れのままであった方が幸せなんだろうなあ)

海外発送も対応!たくさん買っても大丈夫!

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もし買いすぎたり、割れるのが心配な場合はカウンターで手続きすれば海外発送もしてくれます。割れないようにロンドンに持って帰ってそれをまたスーツケースに…という事を考えれば、送料はかかりますが安心を買うという感じでしょうか。

一度日本から遊びに来た友人とバーレイに行ったときに、すさまじい量を買い込んで送りましたがスタッフさんが丁寧に梱包してくれ無事全部届いたそうです。

日本に住む友人の誕生日が近いときはバーレイから直接送ることもありますが今のところ紛失や割れていたという事なく、しかも1週間もしないうちに届くので助かります。

雇用を生み出し、地元に支えられてきたバーレイ

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バーレイは陶器工場、併設ショップのほかにワークショップスペース、陶器の成り立ちを知れるコーナーなどが設けられています。ビクトリア時代から続くブランド、写真に写った職人さんたちの手法で今でも世界に愛されるプロダクトがここから生み出されているのはとても感慨深いです。

2階のディスプレイを見てもわかる通り、ただただ並べられているだけではなく誰かのお家のテーブルのように本が置いてあったり様々な小物を用いて、食器が人々の生活になじみ息づいているのを表現しているようです。食器の裏にある人々のストーリーを感じられるから親しみやすさや温かさを抱くのだと思います。

食器を作り出す職人さんや過程をとても大事にしているのが端々から伝わってくるのが、バーレイが好きな理由の一つです。

Burleigh Factory Shop

Port St, Stoke-on-Trent ST6 3PE